水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

米国株 2023年1月の運用成績

「1月の株価が強いとその年の株価は強い」というアノマリーがあるそうですが、1月はよいスタートを切りましたね。インフレーションの鎮静化が刻々と実現される一方で、市場は企業業績や景気後退に対する警戒感に対して徐々に鈍感になっている楽観的な態度に…

米国株 先週の動き 2023年1月23日~1月27日

PCEコアデフレータ―でも引き続きインフレーションの鎮静化傾向を読み取る結果となり、相場は引き続きリスクオン、ディフェンシブからグロースへシフトの傾向を継続しました。 今週はFOMC、雇用統計など1月の好調が続くか、あるいはFRBのタカ派発言で楽観的す…

米国株・中国株 先週の動き 2023月1月17日〜1月20日

物価上昇に歯止めがかかる一方で景気停滞の兆候が強くなる傾向がはっきりし出して、そのどちらかの情勢によってその日の相場が動いているように見えます。bad newsはgood newsからbad newsはbad newsに相場の反応が変わってきました。 2022年は三指数の中で…

旧正月

今日(1月22日)から香港も中国と同じ旧暦による旧正月(春節)を迎えます。中国の場合、春節は農村から都市に出稼ぎに来ている人々が故郷に帰る一大イベントとなります。生産工場の場合、ラインの労働者は多くがそのような人々であり、だいたい一ヶ月ぐらい…

中国の人口が減少に転じる

”今後の経済成長にとって生産性向上の寄与がさらに重要となり、生産性向上は政府の政策によって推進される” これは日本にもぴったりと当てはまると思いますが、Pinpoint Asset Management Limitedというヘッジファンドのpresidentが中国に対して指摘したコメ…

米国株 先週の動き 2023月1月9日〜1月13日

2023年は二週連続の上昇で非常によいスタートとなっています。先週注目のCPIは予想と同じ6.5%と発表され、今後の利上げ停止、利下げの軌道に乗っているという安心感を与えてくれました。S&P500が再び200日移動平均線にチャレンジし、ここからいったん突破す…

醸し人九平次に出逢う

香港で回転寿司といえば「元気寿司」というくらいあちらこちらで店舗を見かけます。MTRの駅に直結した大きなショッピングモールには必ずといってよいくらい入っていますし、さらに駅から少し離れた場所にも出店しています。香港で元気寿司をフランチャイジー…

本土との往来も再開

中国から他国への渡航が解禁され、各国の対策とそれに呼応する形での中国の日本に対するビザ発給停止が話題になっています。1月22日から始まる旧正月で往来が急増し、それに伴って中国内外での感染が拡大するのではないか、そもそも中国国内で新種のウイルス…

米国株 先週の動き 2023月1月2日〜1月6日

2023年の相場はどのようになるでしょうか。楽観的ですが、米大統領選挙のアノマリーに倣って下落相場から一転、年末には上昇に向かってほしいと思います。依然として底堅い雇用統計を受けながらも賃金上昇圧力が低下している背景から第一週目の相場は上昇し…

2023年のスタート

12月のマニラ旅行から帰って以来、現地で豪雨に打たれたせいかひどい風邪の症状が続き(Covid-19も陽性)、三週間経ってようやく回復してきました。昨年は進行中のプロジェクトにしても、新規の入札にしても、コロナウイルスによる影響や金利高騰などから輸…

2022年運用成績

2022年の運用成績を確認しておきたいと思います。米国株主要三指数は年初来▼8.8%から▼33.1%と三指数ともマイナスながら大きな差がつきました。保有資産の評価額増減では▼27.3%で、ダウ、S&P500に対してアンダーパフォームしています。レバレッジETF三銘柄を…

隔離生活

中国はゼロコロナ政策を180度転換し、12月に入って2億4800万人が新規感染したという情報も入ってきました。このこととはまったく関係なく、私もついに罹患してしまいました。マニラから帰港した日のPCR検査で陽性が確認されました。喉の痛みはさほどでもなか…

米国株・中国株 先週の動き 2022年12月12日〜12月16日

CPIは予想を下回る4.1%、政策金利は+50bpで予想どおり、めでたしめでたし、と思いきや株式相場は続落しました。小売や景況指数は思わしくなく、企業業績が停滞し、さらにはリセッション入りすることがが濃厚になっていることを織り込み始めているのでしょう…

Coming to Manila

古くからの友人は得難いものです。十年ぶりに会ってもまるで昨日の続きのようにお互いのことをなんでも話します。親のこと、家族のこと、別の友人の近況、恥ずかしい話、頭にきたこと。 12月16日金曜日、マニラにやってきました。ここで八年間日本企業の駐在…

実践的な中国人

中国でゼロコロナ政策が大幅に緩和されウイルスとの共生を選択したと報道されています。WHOのハリス報道官のコメントが紹介されています。 「非常に厳格な管理体制からの脱却はどの国にとっても非常に難しい」と指摘。課題は国民のワクチン接種を確実にし、…

米国株・中国株 先週の動き 2022年12月5日〜12月9日

10年国債利回りが小幅ながら再び上昇し、株価は下がりました。生産者物価指数は予想を上回ってしまいましたが、前年比の上昇幅は低下が続いています。12月の政策金利は50bpが既定路線となっていますが、その前の消費者物価指数が気になりますね。ここで予想…

本土との交流再開

中国本土と香港の間には外国との往来と同様、入出境管理があり、Covid-19の影響により二年以上検疫対策がとられているためピーク時には一日20万人あった人流が途絶えています。このことは香港の経済に大きな影響を与えています。わかりやすいのはホテルや小…

香港のゆったり感

香港にないものは「ゆったり感」だと思っていますが、近年オフィスは高い空室率が続いています。中心部のCentralでは今でもCK Asset(李嘉誠の長江実業グループ)、Henderson Landが自社ビルを建設していますがほかには目だった新規のプロジェクトはありませ…

米国株・中国株 先週の動き 2022年11月28日〜12月2日

FRBのパウエル議長が12月利上げ減速を示唆し、また株価が跳ね上がりました。ダウ工業平均指数が10月末に200日平均線を超えたのに続き、S&P500 がとうとう200日平均線を超えました。ナスダック総合指数はさらに遅れてようやく100日線を超えたところです。下落…

香港の人材

日本人駐在員が集まる会合に参加する目的は①新しい顧客を開拓する②市場、商習慣、法規など現地情報を仕入れる だと思います。私の場合は①はあてはまらないので②の目的と、単純に友人を見つけるということになります。これも三つ目の目的といえるでしょう。①…

米国株・中国株 2022年11月の運用成績

CPIが予想を下回る7.7%と発表され、10年国債利回りが低下、ドル高の反転と、インフレーションに伴なう利上げ、株安の潮目が変わった月となりました。S&P500はCPIの発表があった10日には5%以上の大幅な上昇を記録。香港株が二か月連続で二桁%下落を続けてRSI…

上海のウルムチ

中国各地で起こっている集団による抗議活動はちょっとしたデジャブ(既視感)を感じる光景です。特に上海。香港と同じく国際都市として洗練されたイメージのある上海で人々が感情を表に出して行動を起こしている光景は、2019年に逃亡犯条例に端を発した香港…

米国株・中国株 先週の動き 2022年11月21日〜11月25日

11月1日、2日のFOMCの議事要旨が公開され利上げベースの減速示唆が確認されました。一方で米経済が景気後退に陥る可能性が50%に高まったとあります。ということで年末に向けてはいったん上昇し、来年に入ると企業業績の低迷による株価の下落(逆業績相場)、…

痛風治療の経過

今年の2月に痛風を発症して以来、CentralにあるLisa Cham clinicに通っています。発症した時は一ヶ月以上靴を履けない状態が続いてとても不便だったのですが、その後沈静化し、尿酸値を抑えるためのFeuricという薬を処方してもらい、服用を続けています。 食…

香港のそごう百貨店

百貨店という業態は日本でもかつてのような存在感や意義が失われていると思いますが、ここ香港でもかつて日本の百貨店が軒並み進出、出店していた時代がありました。香港島の繁華街である銅鑼湾に大丸、そごう、松坂屋、三越、西武が、九龍の尖沙咀には伊勢…

米国株・中国株 先週の動き 2022年11月14日〜11月18日

FRBの要人発言が週前半には利上げペース減速に触れるハト派的な内容から後半は5.25%の金利水準に言及するなどタカ派的に移行し、株式市場の期待感が徐々に削がれた形となりました。先週来の楽観ムードを調整していますね。 生産者物価指数は先週の消費者物価…

外食チェーンと生産ライン

とにかく物価が高い香港の食生活で、外食の店選び(日本食)はシビアになります。私は料理そのもの以外では比較的こじんまりとして、落ち着ける内装、愛想よく接してくれるサービスを求めるのですが、ランチで300HK$(アルコール飲料込み、今なら日本円で約5…

香港ドルのリスク

香港ドルで給料を得ることでいい点は為替を気にせずに余剰資金を米国株に投資できることです。香港は米ドルペッグ制をとっており、1米ドルに対して7.75HKDから7.85HKDの範囲が定められています。それに、今日本に帰って香港ドルを両替して買い物をすれば、お…

米国IPO三銘柄決算報告 DOCS、XMTR、LAW

保有している米国IPO(2021年)銘柄のドクシミティ(DOCS)、ゾミトリ(XMT R)、CSディスコ(LAW)が決算報告しました。結果、三社ともに増収、EPSが予想をbeatしました。決算発表当日の終値でDOCSは+33%、LAWは+19%上昇し、XMTRは反対に▼14%暴落しました。…

Amazon Musicのアップセルと大阪のおばちゃん

気がつくとAmazon Music Primeにシャッフルなる機能が付加されており、頼んでもいないのに勝手に再生曲がシャッフルされて自分が聴きたい曲が指定できないようになりました。悪質なことに、シャッフルは特定のアルバムやプレイリストを飛び越えて選曲され、…