水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

米国株 先週の動き 2024年7月15日〜7月19日

 雇用軟化と利下げ期待の高まり、”確トラ”の流れと半導体産業に対するプレッシャー、関税引き上げによるインフレ再燃懸念など落ち着かない一週間でした。 

 半導体、大型テックが急落し、SOXLは一日でなんと▼20%の暴落。これだけで保有資産を大きくマイナスに下振れしてしまいます。ただ、半導体の下落はいったんの調整で、再び上昇に向かうとみてはいます。40を切るようだったら追加購入しようと思います。

 

Topics:

  • パウエルFRB議長、4-6月の経済データでインフレが当局目標の2%に向かって低下しているとの自信を深めた
  • サンフランシスコ連銀デーリー総裁15日、インフレ率は2%への道筋にあると確信を強める形で鈍化している
  • FRBウォラー理事、経済は利下げが可能になる地点に近づきつつある
  • FRB17日公表の地区連銀経済報告(ベージュブック)、米経済が7-9月に向けてわずかなペースで拡大した
  • ASML Holdingの株価17日取引で大幅下落、4-6月受注予約は大幅な伸びを示すが、同社の中国事業に対して米国がさらに厳しい制限措置を講じる可能性が材料視された
  • ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁、過去数カ月のインフレデータは心強い内容だが、利下げ決定に必要な確信を得るために向こう数カ月でより多くの証拠を確認したい
  • パウエル議長10日の下院での証言、「インフレ率を下げることだけが目的ではない」「労働市場の動向にも留意する必要がある」
  • シカゴ連銀グールズビー総裁、労働市場のより急激な悪化を回避するため、金融当局は近く利下げに動く必要がありそうだ
  • 新規失業保険申請件数は5月上旬以来の大幅な増加

 

決算:

 保有株

  • Johnson & Johnson (JNJ):EPS(2.82、予想2.72)〇、売上高(22.45B、予想22.34B)〇

 半導体

  • ASML Holding NV ADR (ASML):EPS(4.01、予想3.99)〇、売上高(6.24B、予想6.49B)×
  • Taiwan Semiconductor (TSM):EPS(1.48、予想1.4)〇、売上高(20.82B、予想20.16B)〇

 

指数・統計:

  • 10年国債利回りは+5bp反発、4.24
  • 米株価三指数はダウ工業平均が+0.7%の上昇、S&P500、ナスダック総合はそれぞれ▼2%、▼3%以上の大きな下落
  • ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▼6.6(予想▼8.0、前回▼6.0)
  • 小売売上高(前月比) 0.0%(予想▼0.2%、前回0.3%)
  • フィラデルフィア連銀景況指数 13.9(予想3.0、前回1.3)

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保有資産実績:

  • 合計保有量は0.5%増加、コア投資Aに追加
  • 資産評価額は▼4.7%減少、累計損益率は23.2%
  • コア投資A、コア投資B、小型株銘柄が増加、レバレッジETFは▼14.1%の大幅減少
  • 個別では14銘柄中7銘柄が増加、最大はJNJの+8.3%、次いでXMTR+3.1%

 

含み損益週間差異

  • コア投資A:グローバルREIT+1.3%、世界割安成長株+0.3%、米国株投信▼0.8%
  • コア投資B:GLD▼0.6%、VTI▼1.7%、JNJ+8.3%(追加購入+4.7%)、AT&T+1.6%
  • レバレッジETF:SOXL▼26.5%、QLD▼8.0%、TMF▼3.3%
  • 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)+2.6%、ゾミトリ(XMTR)+3.1%、CSディスコ(LAW)+0.2%
  • 香港株:0142FP▼4.5%

 

今週の動き:

  • リッチモンド連銀製造業指数 (予想▼7.0、前回▼10.0)
  • 個人消費(前期比年率、速報) (予想、前回1.5%)
  • 実質GDP(前期比年率、速報) (予想1.8%、前回1.4%)
  • PCEコアデフレータ(前年比) (予想2.6%、前回2.6%)
  • PCEデフレータ(前年比) (予想2.5%、前回2.6%)
  • ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) (予想、前回66.0)

 

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米国株 先週の動き 2024年7月8日〜7月12日

 7月11日日本時間21:30、CPIの発表の瞬間、これでまた力強く上昇だ!と思ったのですが、ぬか喜びでした。翌12日には買戻しがありましたが、この日は大型テック株が売り込まれる展開となりました。

 一週間では不動産、公共、ヘルスケアが大きく伸び、ローテーションが始まったように見えますが、どうでしょうか。一方で市場の利下げ期待は再び年三回になりました。

 今週は半導体のASML、JNJの決算発表があり、注目していきたいと思います。

 

Topics:

  • FRBパウエル議長、インフレ減速の証拠をさらに確認したいと述べつつ、高金利が労働市場に及ぼし得るリスクが当局者の間でますます懸念されている
  • クックFRB理事、労働市場にほとんどダメージを及ぼすことなくインフレが鈍化していることで、経済の軟着陸を予想している
  • FRBパウエル議長、インフレは鈍化しているとの認識を示しつつ、2%に向けて持続的に減速しているとの確信はまだ抱いていない
  • S&P500種は7営業日続伸となり、史上初めて5600を上回る
  • 米インフレは6月、広範囲に鈍化、住居費の減速が目立つ、総合CPI前月比マイナスは新型コロナ禍の初期以来
  • サンフランシスコ連銀デーリー総裁、雇用やインフレに関する最近のデータを踏まえると、金利の調整が正当化される可能性が高い
  • シカゴ連銀グールズビー総裁、最新の物価データを「上々だ」と評価、インフレ率が2%目標に向かって下げていることを示す待望の証左が得られた
  • セントルイス連銀ムサレム総裁、6月消費者物価指数を含む最近のデータは金融当局が2%の物価目標に向けてさらに前進していることを示唆するが、さらなる証拠が必要
  • 米生産者物価指数は6月に予想を若干上回る伸び、財のコスト低下をサービス業の利幅拡大が上回った

 

指数・統計:

  • 10年国債利回りは▼8bp二週連続で低下、4.19
  • 米株価三指数は共に上昇、ダウ工業平均が1.6%の上昇
  • 消費者物価指数(CPI、前年比) 3.0%(予想3.1%、前回3.3%)
  • 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 3.3%(予想3.4%、前回3.4%)
  • 生産者物価指数(PPI、前年比) 2.6%(予想2.3%、前回2.2%)
  • 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 3.0%(予想2.3%、前回2.6%)
  • ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 66.0(予想68.1、前回68.2)

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保有資産実績:

  • 合計保有量は増減なし
  • 評価損益率は+1.7%上昇、累計損益率は29.9%
  • 全セグメントで上昇、最大はレバレッジETFの+2.8%
  • 個別では14銘柄中12銘柄が上昇、最大はSOXLの+11.6%、次いでLAW+12.0%、府グローバルREIT+3.0%

 

含み損益週間差異

  • コア投資A:グローバルREIT+3.0%、世界割安成長株+1.2%、米国株投信+0.8%
  • コア投資B:GLD+1.2%、VTI+1.6%、JNJ+2.1%、AT&T+0.2%
  • レバレッジETF:SOXL+11.6%、QLD▼1.3%、TMF+3.0%
  • 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)+0.0%、ゾミトリ(XMTR)▼5.2%、CSディスコ(LAW)+12.0%
  • 香港株:0142FP+1.5%

 

今週の動き:

  • ニューヨーク連銀製造業景気指数 (予想▼8.0、前回▼6.0)
  • 小売売上高(前月比) (予想▼0.2%、前回0.1%)
  • フィラデルフィア連銀景況指数 (予想3.0、前回1.3)

 

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米国株 先週の動き 2024年7月1日〜7月5日

 6月米雇用統計は雇用者数の伸びが鈍化した一方で失業率上昇を示し、米金融当局が今後数カ月以内に利下げを開始するとの観測を強める内容となりました。半導体を中心にテクノロジーが再び力強く上昇した一週間でした。

今週はいよいよ物価指数の発表があり、パウエル議長の議会証言とともに大いに注目しています。

 

Topics:

  • ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁、金融当局がインフレ率を2%に低下させるという目標を達成できると確信している
  • FRBパウエル議長、最新の経済データはインフレが再び鈍化傾向をたどっていることを示唆している
  • FOMC6月11-12日会合、インフレが鈍化していることを示すさらなる証拠を待ちたいとの認識、高金利をいつまで維持するかを巡っては意見が分かれた
  • 3日、S&P500種株価指数は続伸、過去最高値を再び更新、一連の経済指標が予想を下回り年内利下げの観測が強まった

 

指数・統計:

  • 10年国債利回りは▼7bp低下、4.27
  • 米株価三指数は共に上昇、ナスダック総合が3%以上の上昇
  • ISM製造業景気指数 48.5(予想49.0、前回48.7)
  • ISM非製造業景気指数 48.8(予想52.5、前回53.8)
  • ADP雇用者数(前月比) 150千人(予想159千人、前回157千人)
  • 失業率 4.1%(予想4.0%、前回4.0%)
  • 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) 206千人(予想190千人、前回218千人)
  • 平均時給(前年比) 3.9%(予想3.9%、前回4.1%)

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保有資産実績:

  • 合計保有量は増減なし
  • 評価損益率は+4.0%上昇、累計損益率は28.2%
  • セグメントでは香港株を除いて上昇、最大はレバレッジETFの+12.4%
  • 個別では14銘柄中10銘柄が上昇、最大はSOXLの+20.2%、次いでQLD+11.9%、XTMR+9.1%

 

含み損益週間差異

  • コア投資A:グローバルREIT+1.6%、世界割安成長株+1.6%、米国株投信+1.1%
  • コア投資B:GLD+3.2%、VTI+2.1%、JNJ+0.2%、AT&T▼1.5%
  • レバレッジETF:SOXL+20.2%、QLD+11.9%、TMF+2.1%
  • 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼0.7%、ゾミトリ(XMTR)+9.1%、CSディスコ(LAW)▼13.1%
  • 香港株:0142FP▼3.4%

 

今週の動き:

  • 消費者物価指数(CPI、前年比) (予想3.1%、前回3.3%)
  • 消費者物価指数(コアCPI、前年比) (予想3.4%、前回3.4%)
  • 生産者物価指数(PPI、前年比) (予想2.3%、前回2.2%)
  • 生産者物価指数(コアPPI、前年比) (予想2.3%、前回2.3%)
  • ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) (予想68.1、前回68.2)

 

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