7月11日日本時間21:30、CPIの発表の瞬間、これでまた力強く上昇だ!と思ったのですが、ぬか喜びでした。翌12日には買戻しがありましたが、この日は大型テック株が売り込まれる展開となりました。
一週間では不動産、公共、ヘルスケアが大きく伸び、ローテーションが始まったように見えますが、どうでしょうか。一方で市場の利下げ期待は再び年三回になりました。
今週は半導体のASML、JNJの決算発表があり、注目していきたいと思います。
Topics:
- FRBパウエル議長、インフレ減速の証拠をさらに確認したいと述べつつ、高金利が労働市場に及ぼし得るリスクが当局者の間でますます懸念されている
- クックFRB理事、労働市場にほとんどダメージを及ぼすことなくインフレが鈍化していることで、経済の軟着陸を予想している
- FRBパウエル議長、インフレは鈍化しているとの認識を示しつつ、2%に向けて持続的に減速しているとの確信はまだ抱いていない
- S&P500種は7営業日続伸となり、史上初めて5600を上回る
- 米インフレは6月、広範囲に鈍化、住居費の減速が目立つ、総合CPI前月比マイナスは新型コロナ禍の初期以来
- サンフランシスコ連銀デーリー総裁、雇用やインフレに関する最近のデータを踏まえると、金利の調整が正当化される可能性が高い
- シカゴ連銀グールズビー総裁、最新の物価データを「上々だ」と評価、インフレ率が2%目標に向かって下げていることを示す待望の証左が得られた
- セントルイス連銀ムサレム総裁、6月消費者物価指数を含む最近のデータは金融当局が2%の物価目標に向けてさらに前進していることを示唆するが、さらなる証拠が必要
- 米生産者物価指数は6月に予想を若干上回る伸び、財のコスト低下をサービス業の利幅拡大が上回った
指数・統計:
- 10年国債利回りは▼8bp二週連続で低下、4.19
- 米株価三指数は共に上昇、ダウ工業平均が1.6%の上昇
- 消費者物価指数(CPI、前年比) 3.0%(予想3.1%、前回3.3%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 3.3%(予想3.4%、前回3.4%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) 2.6%(予想2.3%、前回2.2%)
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 3.0%(予想2.3%、前回2.6%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 66.0(予想68.1、前回68.2)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価損益率は+1.7%上昇、累計損益率は29.9%
- 全セグメントで上昇、最大はレバレッジETFの+2.8%
- 個別では14銘柄中12銘柄が上昇、最大はSOXLの+11.6%、次いでLAW+12.0%、府グローバルREIT+3.0%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+3.0%、世界割安成長株+1.2%、米国株投信+0.8%
- コア投資B:GLD+1.2%、VTI+1.6%、JNJ+2.1%、AT&T+0.2%
- レバレッジETF:SOXL+11.6%、QLD▼1.3%、TMF+3.0%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)+0.0%、ゾミトリ(XMTR)▼5.2%、CSディスコ(LAW)+12.0%
- 香港株:0142FP+1.5%
今週の動き:
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 (予想▼8.0、前回▼6.0)
- 小売売上高(前月比) (予想▼0.2%、前回0.1%)
- フィラデルフィア連銀景況指数 (予想3.0、前回1.3)
Be water, my friends.