株投資
S&P500、ナスダック総合指数は三週連続の上昇となりました。新規雇用者数は予想を大きく上回り、これをポジティブとみるのか、引き続き人件費の上昇を招いてインフレーション鎮静化の足かせになるとみるか、判断は難しいところです。FRBからも9月の利上げは…
FRBパウエル議長は7月の政策金利を大方の予想どおり+75bpと決定し、しかし次回以降の利上げペース緩和を示唆する発言によって相場は大幅に上昇しています。雇用が安定する中、景気は着実に失速し、今後さらなる賃金上昇、あるいはエネルギー価格の趨勢によっ…
GDPは二期連続マイナスが確定、リセッション認識の議論が盛り上がっていますが、株式相場は力強く上昇しました。FOMCで決定された7月の政策金利はプラス75bpでサプライズはなく、二回続けて75bpというかつてない急速な利上げの実行に対して9月以降はペースを…
企業の決算発表が始まり、Tesla、Netfilixは予想をbeat、TwitterはEPSがマイナスとなりました。先週までの発表では大方の企業が予想をbeatしています。そもそも予想がそこまでの好業績を織り込んでいない結果、ということでしょうか。指数は一週間で割と大き…
ジョンソン&ジョンソンの第二四半期決算が発表されました。EPSは予想をbeatしましたが、昨夜の株価は▼1.5%の下落でした。 売上高:$24,020M(+3.0%) EPS:$2.59(+4.4%)*無形固定資産償却と特別処理を除く調整後 通年のガイダンスを以下に紹介しますが…
米消費者物価指数は予想を上回る9%超え、あっと肝を冷やしました。一方で小売売上高は数字の上では消費の底固さを示し、金曜日に向けて相場は反発して終わりました。ただし小売売上高は物価上昇分を除去していないので、数量ベースではどうなっているか気に…
米国はすでにリセッション入りしたと言われ、そうなると市場は早くもリセッションに対応するFRBの政策を織り込み始めるようです。素人にとって相場がままならいわけです。先週は雇用に対する底堅い結果が出ましたが、今週、物価はどうでしょうか。ピークを脱…
下がって下がって上がって、下がる、という週次のパターンは5月と同様、6月最後の週は下がって終わりました。どこまで下値を割り続けていくでしょうか。因みに恐怖指数と言われるVIXはまだ26です。底値から反転するときにはVIXが30台後半になっていると言わ…
下がってはいったん上がり、期待を持たせてさらに下がるという反復が続きます。インフレーション鎮静化の気配が見えない一方、小売の不振、雇用改善の足踏み、リセッション入り濃厚の観測など少なくともセンチメントの悪化は明らかで、これが今の長引く相場…
二週連続で5%下落の後、先週は一週間を取り戻す5%以上の大幅反発となりました。一週間、金曜日の終値から翌金曜日の終値で5%下げたらまとまった買いを入れるというYoutuber投資塾ゆう氏の「▼5%ルール」の知見をようやく理解しかけてきたところでした。先週月…
FRBの政策金利は1994年以来の0.75%という大幅な利上げが発表されました。とにかくインフレーションを抑え込むことを最優先する意志を市場に伝え、相場は大きく下がりました。S&P500は二週連続で5%以上の下げを記録、過去の記録が手元にありませんが、2020年3…
市場が注目する中CPIはあっさり前回の8.3%を上回ってしまいました。全面安。この一週間はenergyもマイナス、全セクターで下落となりました。自身の保有銘柄、ETFもすべてマイナス。週単位での全保有銘柄下落は一年前に株式投資を始めてから初めてのことだと…
先週はいったん追加の買いを入れました。しかし、次のタイミングが見えません。インフレーション鎮静化の時間を考えればここで底をついて上昇していくとは考えにくい一方で、チャートは底をついたように見えるからです。しばらくは動かないのが安全策ではあ…
ダウ工業指数が8週連続で下落し、1923年以来のことだそうです。S&P500、ナスダックも7週連続で下落、それぞれ5月の最終週でようやく反発しました。インフレーションの高止まりと政策金利の上昇ペース、企業業績の鈍化、などが相互に関連しながら株式相場は…
約二か月にわたって下落する相場に対して、ここまで下がるとゆったりと構えて(買い時を待って)いられると書いたら今週は急激に相場が反発し、買いそびれてしまいました。株取引は本当にままならないものです。先週の大きな反発はインフレーションと利上げ…
米小売業大手のターゲットやウォルマートが決算をmissし、小売売上高の指標も予想を下回りました。主要株価指数は下げ止まらず、これで7週連続の下落。下げ幅も二週連続で大きくなっています。10年債の利回りが下がってきており、これは株式相場が底入れする…
保有している米国株のうち昨年IPOで上場したドクシミティ(DOCS)、ゾミトリ(XTMR)、CSディスコ(LAW)が決算報告しました。 DOCS 5月17日 EPS:0.21 予想0.14をbeat 前日$33.0から$33.8に上昇し、翌日▼10%の下落 XMTR 5月11日 EPS▼0.27 予想▼0.37をbeat…
FMOCで22年ぶりの0.5%利上げが決定し、利上げを織り込んでいた相場はこれで落ち着くかと思いきや、翌日の金曜日には今週初めの水準まで再び下落しました。VTI、SOXL、QLDの買い時を見計らっていましたが、火曜日の下落でVTIとQLDは指値にかかり、SOXLはそこ…
FRBによる5月の利上げ0.5%(通常の倍)と資産圧縮(QT)950億ドルがすでに既定路線化し、インフレーションの鎮静化の兆しもないまま一か月が過ぎました。底が見えてきたようで見えない相場はこの一か月でナスダック総合指数の▼13.3%を筆頭に、ダウが約▼5%、S…
期間:2022年4月25日〜4月29日 Amazonが決算をmissし、一日で▼14%の大暴落、GAFAMは今週一週間でApple、Googleも▼2%から▼4%下落しました。ナスダック総合指数が今週約▼4%下落し、一ヶ月では▼13%の大きな下落となり、ハイテクグロースの弱さが際だっています…
Netflixショック、一日で▼35.1%の大暴落で、昨年11月最高値から▼69%の下げとなりました。影響を受けたと思われる同種の業種で同日ウォルト・ディズニー▼5.6%、メタ・プラットフォームズ▼7.8%、ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー▼6.0%とそれぞれ大きな下…
ジョンソン&ジョンソンの2022年第一四半期決算報告がありました。同社の株価は昨日終値$183.08と年初来7.7%上昇しています。昨日一日では3.05%上昇しました。ダウ工業平均もS&P500も年初来で下落が続く状況において、非常に頼もしい存在となっています。 www…
ウクライナ情勢、利上げ、FRBの資産縮小、長短金利差縮小、と株式相場にとってアゲンストの風が吹き続ける中、企業の四半期決算が始まりました。好調な業績が報告されることによって5月のFOMCまでの短期の上昇トレンドが形成されるでしょうか? 今週はSOXL、…
3月に行われたFMOCの議事録が公開され、これまでの予測に対して利上げのペースが加速されること、総資産圧縮(QT)のペースも前回の500億ドルに対してほぼ倍といってよい950億ドル(最大)が示唆されたことによって市場は警戒を強めています。 今週から決算…
長期金利上昇、イールドカーブのフラット化、ドル高、とマクロ環境が大きく方向転換する中、三月はなぜか株式市場が大きく反転しました。保有資産については合計で含み損益がひさしぶりにプラスに転じ、特にグローバルREIT、J&J、QLDといったところが非常に…
米株式市場は先々週に引き続き続伸し、保有資産の含み損益が二か月ぶりにプラスになりました。さらに上昇を続けるか、あるいは再び調整、あるいは弱気局面に転じるか先行きは依然不透明ですが、わずかでも含み益が出ているほうが見ていて気持ちがよいですね…
香港ハンセン指数は3月15日に驚くほどの大暴落があり、2012年まで遡るほどの安値をつけました。Tencentも同日、前日から▼10%暴落し、翌日には+25%反発するという暴れっぷりでした。 昨年の6月にHK$634で購入し、ついに▼50%を切ったことになります。ここでな…
FOMCで政策金利引き上げ0.25ポイントが決定されて、予想通りの結果に安堵したような相場の反応となりました。底を打ったのかはまだわかりませんし、ここから上昇局面に転換するというわけでもないとは思いますが、そろそろ落ち着いて買い向かっていこうかと…
逆イールド、ということばがさかんに聞かれるようになりました。長短国債利回り差がマイナスになるということで、4~6月にはこの状態になるという観測があり、金融引き締めの遅れ、ウクライナ情勢、インフラ高止まり、と相まってリセッション入りする見方も…
事業を起こす、という場合もそうですが場所や環境を選ぶことが非常に重要だと言います。中国で全土に代理店網をもつビジネスを経験しましたが、店舗販売において、宣伝、商品、サービス、価格、どれも重要な中で「店舗の位置」がいかにcriticalであるか、と…