中東情勢は直接的には大きく株価に影響を及ぼしていませんが、先行きは不透明です。少なくとも原油価格上昇など、相場のボラティリティを上げる要因になっています。PPIは前回より上昇しましたが、株価は上昇。しかしCPIは予想を上回り、株価は四日続伸後に下落しました。8月以降の下落から反転しているようで、まだまだ不安定な動きを見せた一週間でした。
今週から第三四半期の決算が始まりますので各企業の好業績に期待したいと思います。
期間:2023年10月9日〜10月13日
概況:
- 10年国債利回りは▼16bp、9月1日以来の下落
- 米株価三指数はダウ工業平均とS&P500が小幅ながら続落、ナスダック総合は反落
- 香港ハンセン指数は▼0.9%で三週続けて続落
- 生産者物価指数(PPI、前年比) 2.2%(予想1.6%、前回2.0%)
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 2.7%(予想2.3%、前回2.5%)
- 消費者物価指数(CPI、前年比) 3.7%(予想3.6%、前回3.7%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 4.1%(予想4.1%、前回4.3%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 63.0(予想67.6、前回68.1)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価損益率は+0.4%で小幅ながら二週連続で上昇、累計損益率は▼6.8%
- セグメントではコア投資A、コア投資B、香港株がプラス、レバレッジETFと小型株個別銘柄はマイナス
- 個別では14銘柄中8銘柄が上昇、最大はGLDの+5.0%、次いでグローバルREITの+3.2%、最大の下落はSOXLの▼1.9%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+3.2%、世界割安成長株+3.1%、米国株投信+2.2%
- コア投資B:GLD+5.0%、VTI+0.3%、J&J▼0.5%、AT&T▼0.3%
- レバレッジETF:SOXL▼1.9%、QLD+0.2%、TMF+1.5%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼0.5%、ゾミトリ(XMTR)▼1.0%、CSディスコ(LAW)▼1.5%
- 香港株:0142FP+0.8%
今週の動き:
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 (予想▼0.4、前回1.9)
- 小売売上高(前月比) (予想0.3%、前回0.6%)
- フィラデルフィア連銀景況指数 (予想▼6.5、前回▼13.5)
Be water, my friends.