消費者物価指数、生産者物価指数ともに前回を下回ることができず、これは前年のこの時期から物価上昇が低下したため、これまでと比べてハードルが上がってきたためであり、当然予想されていたことでした。
政策金利の高止まり期待、長期国債の金利上昇、Nvidia、Teslaの上昇が終わり、ついこの前までmagnificent seven(マグニフィセント・セブン:映画「荒野の七人」の原題)などともてはやされたビッグテック株も鳴りを潜めるなどすっかり潮目が変わってきました。八月、九月は歴史的に株式相場が低調になるので季節要因というのもあるとは思います。
保有銘柄はJ&JやAT&Tのヘルスケア、コミュニケーションサービスを除いて下落、半導体の下落からSOXLが二週続けて大幅下落、この影響が大きい。SOXLは直近高値から20%下がったので買いを入れました。再度下がって、今度は▼30%まで下落したらまた買うつもりですが、一方コアとしてのVTI等をもっと厚めにしていきたいとも考えています。
円安が止まらず円でもっている現金を投入できずにいますが、大きめの下落が来れば為替にかかわらずまとめ買いを入れようと思います。
期間:2023年2023年8月7日〜8月11日
概況:
- 10年国債利回りは四週連続の上昇で4.17
- 米株価三指数はダウ工業平均が小幅上昇、S&P500、ナスダック総合はともに続落
- 香港ハンセン指数も▼1.9%の続落
- 消費者物価指数(CPI、前年比) 3.2%(予想%3.3%、前回3.0%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 4.7%(予想%4.8%、前回4.8%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) 0.8%(予想%0.7%、前回0.2%)
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 2.4%(予想%2.3%、前回2.4%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 71.2(予想71.4、前回71.6)
保有資産実績:
- 合計保有量は+0.5%、レバレッジETFに+1.6%の追加投資
- 評価損益率は▼1.8%下落、累計損益率は▼2.9%に悪化
- コア投資A、コア投資B、香港株が上昇したもののレバレッジETF、小型株の大幅下落により全体としてはマイナス
- 個別では14銘柄中8銘柄が下落、最大はDOCSの▼15.2%、次いでSOXLの▼13.2%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+0.5%、世界割安成長株+1.1%、米国株投信▼0.7%
- コア投資B:GLD▼1.4%、VTI▼0.5%、J&J+2.9%、AT&T+1.4%
- レバレッジETF:SOXL▼13.2%(+5.5%追加投資)、QLD▼3.5%、TMF▼0.9%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼15.2%、ゾミトリ(XMTR)▼1.9%、CSディスコ(LAW)+2.0%
- 香港株:0142FP+5.3%
今週の動き:
- 小売売上高(前月比) (予想0.4%、前回0.2%)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 (予想▼0.8、前回1.1)
- フィラデルフィア連銀景況指数 (予想▼10.6、前回▼13.5)
Be water, my friends.