物価指数は消費者物価、生産者物価ともに前回より低下、インフレーションの鎮静化に対する一年以上にわたる利上げの効果があらわれていますが、同時に経済も依然として強く、なかなか利下げに踏み切らないまま株価上昇が続き、すなわり長期金利が下がらずに株高となる展開になっています。
7月には再利上げ、年内は利下げなし、というのがコンセンサスになってきましたが、この前提で年末まで上昇が続くでしょうか?ひとつは次の企業業績次第ですが、それまではまだ上昇が続きそうな気がします。
保有資産ではSOXLとQLDがそれぞれ+10.6%、+7.5%と大きく上昇し、全体で+3.6%の大幅上昇、累計損益も▼1.9%まで回復しました。このまま上昇を続けてほしいと思いますが・・。当面はVTI、GLD、J&J、AT&Tに少しづつ追加投資を入れていこうと思います。
期間:2023年6月12日〜6月16日
概況:
- 10年国債利回りは5bp上昇し、3.75
- 米株価三指数は+1%から+0.4%の小幅上昇
- 香港ハンセン指数は+2.3%反発
- 消費者物価指数(CPI、前年比) 4.0%(予想4.2%、前回4.9%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 5.3%(予想5.2%、前回5.5%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) 1.1%(予想1.5%、前回2.3%)
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 2.8%(予想3.0%、前回3.1%)
- FRB政策金利(上限金利) 5.25%(予想5.25%、前回5.25%)
- 小売売上高(前月比) 0.3%(予想▼0.1%、前回0.4%)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 6.6(予想▼15.6、前回▼31.8)
- フィラデルフィア連銀景況指数 ▼13.7(予想▼12.3、前回▼10.4)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価損益率は+3.6%上昇、累計損益率は▼1.9%
- 香港株を除き全セグメントで評価損益率上昇、最大はレバレッジETFの+8.0%
- 個別では14銘柄中11銘柄が上昇、最大はSOXLの+10.6%、最大の減少は0142FP
の▼3.8%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+1.7%、世界割安成長株+3.1%、米国株投信+2.6%
- コア投資B:GLD▼0.2%、VTI+2.5%、J&J+2.6%、AT&T+0.4%
- レバレッジETF:SOXL+10.6%、QLD+7.5%、TMF+0.5%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)+1.3%、ゾミトリ(XMTR)+1.8%、CSディスコ(LAW)▼0.3%
- 香港株:0142FP▼3.8%
今週の動き:
主だった経済指標発表はなし
Be water, my friends.