CPIが予想を下回る7.7%と発表され、10年国債利回りが低下、ドル高の反転と、インフレーションに伴なう利上げ、株安の潮目が変わった月となりました。S&P500はCPIの発表があった10日には5%以上の大幅な上昇を記録。香港株が二か月連続で二桁%下落を続けてRSI30を55年ぶりに切ったあと大きく反発しています。
追加投資についてはVTIを購入し、全体で+0.8%の増加、評価損益率は+4.3%でした。米国IPO銘柄が売られたため、主要指数の上昇率に及びませんでした。個別ではSOXLが+17.6%と最大の上昇、XMTRが▼31.2%と大暴落してしまいました。
今後、VTIは継続投資、SOXLとQLDもそろそろタイミングをみて追加投資を入れていきます。
2021年末を基準として2025年に資金投入量1.5倍、評価額+40%を目標に月次の運用成績をレビューしていきます。
市場概況:
1)米経済指標
- ISM製造業景気指数 50.2(予想50.0、前回50.9)
- ISM非製造業景気指数 54.4(予想55.2、前回56.7)
- 失業率 3.7%(予想3.6%、3.5%)
- 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) 261千人(予想191千人、前回315千人)
- 生産者物価指数(PPI、前年比)8.0%(予想8.3%、前回8.4%)
- 消費者物価指数(CPI、前年比)7.7%(予想7.9%、前回8.2%)
- 小売売上高(前月比)1.3%(予想1.0%、前回0.0%)
- 実質GDP(前期比年率) +2.9%(予想+2.8%、前回+2.6%)
- PCEコアデフレータ(前年比) 5.0%(予想5.0%、前回5.2%)
2)相場関連指標(前月末比較)
- 米長期金利:▼9.2%の低下、3.70
- 米国株式三指数:+4.4%から+5.7%の上昇
- 香港ハンセン指数:二か月連続で二桁%の下落後反発し、+26.6%
保有資産概況:
1)年初来
- 保有量+36.0%増加、評価損益率▼20.6%下落
2)月次
- 保有量+0.8%、評価損益率+4.3%増加
- コア投資Bに追加投資
- 香港株が最大+13.6%の増加、米国IPO銘柄が▼7.6%の減少
コア投資A 累計損益率+7.9% 前月比+0.0%
- グローバルREIT 18.7% 前月比▼2.9%
- 米国株投信 ▼1.2% 前月比+2.3%
コア投資B 累計損益率▼4.7% 前月比+4.0%
- VTI ▼6.0% 前月比+5.0%(追加投資+3.0%)
- J&J 8.0% 前月比+2.4%
- AT&T ▼31.6% 前月比+3.8%
レバレッジETF 累計損益率▼38.1% 前月比+9.6%
- SOXL ▼50.4% 前月比+17.6%
- QLD ▼29.9% 前月比+6.2%
- TMF ▼67.0% 前月比+5.8%
米国IPO銘柄 累計損益率▼45.6% 前月比▼7.6%
- DOCS ▼48.0% 前月比+11.5%
- XMTR ▼26.2% 前月比▼31.2%
- LAW ▼82.8% 前月比▼6.4%
香港市場 累計損益率▼7.9% 前月比+13.6%
- 0142FP ▼7.9% 前月比+13.6%
Be water, my friend.