FRBパウエル議長は一転してタカ派発言を発し、8月後半から上昇の勢いを失いかけた相場はさらに急落しました。ここから9月FMOCの転換点、10月から第三四半期決算報告を経て11月中間選挙に向けての短期上昇トレンド期待とその後の下落、といったシナリオで相場を追いかけながら、積立投資を続けていこうと考えています。第三四半期の企業業績がたいへん気になるところです。
2021年末を基準として2025年に資金投入量1.5倍、評価額+40%を目標に月次の運用成績をレビューしていきます。
市場概況:
1)米経済指標
- ISM製造業景気指数 52.8(予想52.2、前回53.0)
- ISM非製造業景気指数 56.7(予想53.6、前回55.3)
- 失業率 3.5%(予想3.6%、前回3.6%)
- 非農業部門雇用者数 528千人(予想249千人、前回398千人)
- CPI前年比 8.5%(予想8.7%、前回9.1%)
- PPI前年比 9.8%(予想10.4%、前回11.3%)
- 小売売上高前月比 0.0%(予想0.1%、前回0.8%)
- 実質GDP成長率前期比年率 ▼0.6%(予想▼0.7%、前回▼0.9%)
- PCEコアデフレータ前年比 4.6%(予想4.8、前回4.8)
2)相場関連指標(前月末比較)
- 米長期金利:2.64から3.13へ+18.6%の大幅上昇
- 米国株式三指数:月の後半から大幅下落、▼4.1%から▼4.6%
- 香港ハンセン指数:▼2.8%下落
- 米セクター別:Energyが+3.5%上昇し、他はすべて下落、Technology、Healthcareが▼5%以上の下落
保有資産概況:
1)年初来
- 保有量+13.6%増加、評価損益率▼14.6%下落
2)月次
- 保有量+1.1%、評価損益率▼5.5%減少
- コアB、レバレッジETFに追加投資
- 全セグメントで評価損益率減少、特にレバレッジETFが▼11.1%
コア投資A 累計損益率8.6% 前月比▼1.4%
- グローバルREIT 24.9% 前月比▼2.8%
- 米国株投信 ▼0.3% 前月比▼1.9%
コア投資B 累計損益率▼10.1% 前月比▼4.8%
- VTI ▼9.7% 前月比▼3.2% (+3.6%追加投資)
- J&J ▼2.1% 前月比▼8.0%
- AT&T ▼37.8% 前月比▼4.4%
レバレッジETF 累計損益率▼39.2% 前月比▼11.1%
- SOXL ▼55.1% 前月比▼16.7%(+2.3%追加投資)
- QLD ▼29.8% 前月比▼8.6%
- TMF ▼55.6% 前月比▼7.5%
米国IPO銘柄 累計損益率▼39.4% 前月比▼3.0%
- DOCS ▼49.2% 前月比▼14.0%
- XMTR ▼14.4% 前月比+19.2%
- LAW ▼69.8% 前月比▼23.6%
香港市場 累計損益率18.1% 前月比+3.4%
- 0142FP 14.3% 前月比▼3.8%
Be water, my friend.