水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

米国株・中国株 2022年10月の運用成績

 10月はGood news is bad newsとその逆が交互に現れるようなねじれた感覚を持った人が多かったのではないでしょうか。雇用が予想を上回り、物価指数は若干予想を上回るも前月比では改善の傾向、しかし景況感は徐々に悪化、企業業績は予想したほど悪くない、というまだら模様になってきました。月を通してみると、株価指数は上昇、特にダウ工業指数が+14%という力強い反発を示しました。

 保有資産では+5.7%の増加、S&P500の+8.0%に及びませんでした。レバレッジETFは半導体のSOXLが振るわず、IPO銘柄も小幅ながらマイナス、ウエイトは小さいですが香港株が大きく下落したのが影響しました。グローバルREIT、AT&Tが約+10%の増加と好調です。 

 追加投資については前半でSOXLとQLDを購入、全体で+1.8%、レバレッジETF枠で+6.7%の増加となりました。

2021年末を基準として2025年に資金投入量1.5倍、評価額+40%を目標に月次の運用成績をレビューしていきます。

 市場概況:

1)米経済指標

  • ISM製造業景気指数 50.9(予想52.5、前回52.8)
  • ISM非製造業景気指数 56.7(予想56.4、前回56.9)
  • 失業率 3.5%(予想3.7%、3.7%)
  • 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) 263千人(予想250千人、前回315千人)
  • 生産者物価指数(PPI、前年比)8.5%(予想8.4%、前回8.7%)
  • 消費者物価指数(CPI、前年比)8.2%(予想8.1%、前回8.3%)
  • 小売売上高(前月比)0.0%(予想0.2%、前回0.4%)
  • ニューヨーク連銀製造業景気指数▼9.1(予想▼4.2、前回▼1.5)
  • フィラデルフィア連銀景況指数▼8.7(予想▼4.5、前回▼9.9)
  • コンファレンスボード消費者信頼感指数 102.5(予想105.5、前回107.8)
  • 実質GDP(前期比年率、速報値) +2.6%(予想+2.3%、前回▼0.6%)
  • PCEコアデフレータ(前年比) 6.2%(予想5.2%、前回4.9%)
  • ミシガン大学消費者信頼感指数 59.9(予想59.7、前回59.8)

2)相場関連指標(前月末比較)

  • 米長期金利:4%台を維持、+7.2%の上昇
  • 米国株式三指数:ダウ工業平均が大きく上昇し+14%、S&P500、ナスダックも反発
  • 香港ハンセン指数:二か月連続で二桁%の下落、▼14.7%

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保有資産概況:

1)年初来

  • 保有量+35.5%増加、評価損益率▼24.9%下落

2)月次

合計:

  • 保有量+1.8%、評価損益率+5.7%増加
  • レバレッジETFに追加投資
  • コア投資Aが最大+8.6%の増加、コア投資B、レバレッジETFも増加

コア投資A: 

  • 累計損益率+7.8% 前月比+8.6%
  • グローバルREIT 21.6% 前月比+9.8%
  • 米国株投信 ▼3.4% 前月比+6.0%

コア投資B: 

  • 累計損益率▼8.7% 前月比+7.3%
  • VTI ▼11.0% 前月比+6.7%
  • J&J +5.6% 前月比+6.4%
  • AT&T ▼35.3% 前月比+10.2%

レバレッジETF: 

  • 累計損益率▼47.6% 前月比+6.1%
  • SOXL ▼68.0% 前月比+3.7%
  • QLD ▼36.1% 前月比+7.7%(+2.3%追加投資)
  • TMF ▼72.8% 前月比▼6.3%

米国IPO銘柄: 

  • 累計損益率▼38.0% 前月比▼0.2%
  • DOCS ▼59.5% 前月比▼5.7%
  • XMTR +4.9% 前月比+5.7%
  • LAW ▼76.4% 前月比+1.6%

香港市場: 

  • 累計損益率▼21.5% 前月比▼11.7%
  • 0142FP ▼21.5% 前月比▼11.7%

Be water, my friend.