先週は保有資産全体としては+1.3%の小幅な上昇だったものの、グローバルREITやXMTRが4%、5%の上昇を示すなどいつもとはだいぶ変わった風景となりました。REIT、バリュー株、小型株が強く、潮目が変わったのかと思わせる値動きですが、S&P500が2022年10月の最安値から20%回復したことを受けて「強気相場」に転換したと言われていますので相場全体が上昇局面に入っていくのかもしれません。
気になるのは利下げのタイミングですが依然として市場は年内の予想、FRBは来年以降、と乖離がありますので市場の期待が裏切られ、企業業績も下降することを想定し夏から秋にかけての下落も視野に入れておくべきでしょう。
今週は物価統計、小売売上高、政策金利と重要指標が目白押し、大きな波乱はないと思われますが、さてどうでしょうか。
期間:2023年6月5日〜6月9日
概況:
- 10年国債利回りは5bp上昇し、3.75
- 米株価三指数は+1%から+0.4%の小幅上昇
- 香港ハンセン指数は+2.3%反発
- ISM非製造業景気指数 50.3(予想52.5、前回51.9)
保有資産実績:
- 合計保有量は+0.7%、コア投資Bに+1.4%追加投資
- 評価損益率は+1.3%上昇、累計損益率は▼5.5%
- 全セグメントで評価損益率上昇、最大はコア投資Aの+3.2%
- 個別では14銘柄中11銘柄が上昇、最大はXMTRの+5.3%、最大の減少はDOCS
の▼2.1%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+4.0%、世界割安成長株+4.0%、米国株投信+1.6%
- コア投資B:GLD+1.1%(+24.3%追加投資)、VTI+0.6%、J&J+2.0%(+2.9%追加投資)、AT&T+2.6%
- レバレッジETF:SOXL+1.4%、QLD▼0.3%、TMF▼0.2%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼2.1%、ゾミトリ(XMTR)+5.3%、CSディスコ(LAW)+1.9%
- 香港株:0142FP+1.9%
今週の動き:
- 消費者物価指数(CPI、前年比) %(予想4.2%、前回4.9%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) %(予想5.2%、前回5.5%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) %(予想1.5%、前回2.3%)
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) %(予想3.0%、前回3.2%)
- FRB政策金利(上限金利) %(予想5.25%、前回5.25%)
- 小売売上高(前月比) %(予想0.1%、前回0.4%)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 (予想▼15.6、前回▼31.8)
- フィラデルフィア連銀景況指数 (予想▼12.3、前回▼10.4)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) (予想59.8、前回59.2)
Be water, my friends.