3月は2月の落ち込みからさらにシリコンバレー銀行の破綻、クレディスイスの救済合併など金融不安で相場は悲観的になりましたが、一方で雇用の弱含み、インフレーションの後退から利下げの織り込みが強まって最終的にはプラスに転じました。
保有資産は月間で+3.0%の評価額増で、S&P500に及びませんでした。IPO銘柄の大幅下落が全体の足を引っ張りました。個別では13銘柄中7銘柄が増加したのはまずまずでしたが前半でREITが大きく下がり、最終週でようやく持ち直しました。
2021年末を基準として2025年末に資金投入量1.5倍、評価額+40%を目標に月次の運用成績をレビューしていきます。
市場概況：
１）米経済指標
- ISM製造業景気巣数 47.4（予想47.8、前回47.4）
- ISM非製造業景気指数 55.1（予想54.6、前回55.2）
- FRB政策金利（上限金利） 5.0%（予想5.0%、前回4.75%）
- ADP雇用者数（前月比） 242千人（予想210千人、前回119千人）
- 失業率 3.6%（予想3.4%、前回3.4%）
- 非農業部門雇用者数（NFP、前月比） 311千人（予想223千人、前回504千人）
- 消費者物価指数（CPI、前年比） 6.0%（予想6.0%、前回6.4%）
- 小売売上高（前月比） ▼0.4%（予想0.2%、前回3.2%）
- 生産者物価指数（PPI、前年比） 4.6%（予想5.4%、前回5.7%）
- コンファレンスボード消費者信頼感指数 104.2（予想101.2、前回103.4）
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▼5.8（予想▼18.2、前回▼32.9）
- フィラデルフィア連銀景況指数 ▼23.2（予想▼14.8、前回▼24.3）
- PCEデフレータ（前年比） 5.0%（予想5.1%、前回5.3%）
- ミシガン大学消費者信頼感指数（確報） 62.0（予想63.4、前回63.4）
２）相場関連指標（前月末比較）
- 米長期金利：▼10.9%下落し、3.49
- 米国株式三指数：三指数ともに上昇、特にナスダック総合が+6.7%の大きな上昇
- 香港ハンセン指数：+3.1%上昇
保有資産概況：
１）21年末基準
- 保有量+39.4%増加、評価額▼19.0%減少
２）年初来
- 保有量+2.9%増加、評価額+8.3%増加
３）月次
- 保有量+1.3%増加、評価額+3.0%増加
- コア投資BとレバレッジETFに追加投資
- セグメントではコア投資B、レバレッジETFが増加、米国IPO銘柄が▼11.2%の大幅減少
- 個別は13銘柄中7銘柄で増加、最大の増加はSOXLの+14.2%、QLDも+13.5%大幅増加、最大の減少はXMTRの▼27.0%
コア投資A 累計損益率+6.5% 前月比▼3.1%
- グローバルREIT 11.6% 前月比▼8.5%
- 世界割安成長株 13.0% 前月比▼5.5%
- 米国株投信 +0.5% 前月比+0.9%
コア投資B 累計損益率▼6.6% 前月比+2.2%
- VTI ▼4.6% 前月比+2.4%（+2.7%追加投資）
- J&J ▼5.9% 前月比+1.1%
- AT&T ▼31.7% 前月比+3.8%
レバレッジETF 累計損益率▼24.7% 前月比+13.2%
- SOXL ▼33.2% 前月比+14.2%
- QLD ▼17.5% 前月比+13.5%
- TMF ▼65.4% 前月比+3.8%
米国IPO銘柄 累計損益率▼65.1% 前月比▼11.2%
- DOCS ▼50.4% 前月比▼1.9%
- XMTR ▼73.8% 前月比▼27.0%
- LAW ▼30.2% 前月比+3.9%
香港株 累計損益率▼4.9% 前月比▼4.2%
- 0142FP ▼4.9% 前月比▼4.2%
Be water, my friend.
