今年1月から上昇に転じたかと思いきや2月は小休止。景気についてハードランディングかソフトランディングか、はたまたノーランディングかと言っているうちに強い雇用となかなか鎮静化しないインフレーションによって利上げの長期化によってひたひたと企業業績の弱体化が進行している不気味な展開となってきました。
保有資産では月間で▼1.8%の評価額の減少、S&P500とナスダック総合の間、という位置関係は前月同様。
個別株ではJ&Jが下げ止まらず、今期の見込みを下方修正したXMTRが暴落、1月にプラスに転換した0142FPが再びマイナスに落ち込むなど冴えない結果でした。
2021年末を基準として2025年末に資金投入量1.5倍、評価額+40%を目標に月次の運用成績をレビューしていきます。
市場概況:
1)米経済指標
- ISM製造業景気巣数 47.4(予想48.1、前回48.4)
- ISM非製造業景気指数 55.2(予想50.4、前回49.2)
- FRB政策金利(上限金利) 4.75%(予想4.75%、前回4.5%)
- ADP雇用者数(前月比) 106千人(予想179千人、前回253千人)
- 失業率 3.4%(予想3.6%、前回3.5%)
- 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) 517千人(予想190千人、前回260千人)
- 消費者物価指数(CPI、前年比) 6.4%(予想6.2%、前回6.5%)
- 小売売上高(前月比) 3.0%(予想1.7%、前回▼1.1%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) 6.0%(予想5.4%、前回6.5%)
- シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 44.3(予想45.0、前回45.1)
- コンファレンスボード消費者信頼感指数 107.1(予想108.2、前回109.0)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▼5.8(予想▼18.2、前回▼32.9)
- フィラデルフィア連銀景況指数 ▼24.3(予想▼7.4、前回▼8.9)
- PCEデフレータ(前年比) 5.4%(予想4.9%、前回5.0%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) 67.0(予想66.4、前回66.4)
2)相場関連指標(前月末比較)
- 米長期金利:11%上昇し、4%に迫る勢いの3.92
- 米国株式三指数:三指数ともに下落、特にダウ工業平均が▼4.2%の大幅下落
- 香港ハンセン指数:▼10.3%の大幅反落
保有資産概況:
1)21年末基準
- 保有量+38.6%増加、評価額▼22.1%減少
2)年初来
- 保有量+1.6%増加、評価額+5.2%増加
3)月次
- 保有量+0.8%増加、評価額▼1.8%減少
- コア投資Bに追加投資
- セグメントではコア投資A以外は減少、最大は米国IPOの▼4.7%
- 個別は13銘柄中3銘柄で上昇、最大の増加は世界割安成長株の+5.6%、最大の減少はXMTRの▼8.1%
コア投資A 累計損益率+9.6% 前月比+1.1%
- グローバルREIT 19.7% 前月比+1.1%
- 世界割安成長株 18.6% 前月比+5.6%
- 米国株投信 ▼0.4% 前月比▼1.1%
コア投資B 累計損益率▼8.8% 前月比▼3.6%
- VTI ▼7.0% 前月比▼2.1%(+2.8%追加投資)
- J&J ▼7.0% 前月比▼6.2%
- AT&T ▼35.5% 前月比▼7.7%
レバレッジETF 累計損益率▼37.9% 前月比▼1.0%
- SOXL ▼47.4% 前月比+0.5%
- QLD ▼31.0% 前月比▼1.2%
- TMF ▼69.2% 前月比▼5.5%
米国IPO銘柄 累計損益率▼53.9% 前月比▼4.7%
- DOCS ▼48.5% 前月比▼2.5%
- XMTR ▼46.9% 前月比▼8.1%
- LAW ▼84.6% 前月比▼2.9%
香港株 累計損益率▼0.8% 前月比▼3.4%
- 0142FP ▼0.8% 前月比▼3.4%
Be water, my friend.