CPI、PPIは原油高の影響を受けて総合指数が前回より上昇、コアは前回より低下し、株価は下落するかと思われましたがほぼ無風、といった結果となりました。
一方、台湾の半導体受託生産最大手のTSMCが製造装置の納入延期要請との報道から半導体株が大幅に下落、15日の市場に影響を与えました。この結果先週はS&P500、ナスダックは小幅ながら下落に終わりました。
今週はFOMC、利上げはないとの予想が大勢です。今のところ株価が大きく下振れる要因は見当たらず、上昇に向かっていくことも期待できますが、どうでしょうか。
期間:2023年9月11日〜9月15日
概況:
- 10年国債利回りは6bpの上昇、4.32
- 米株価三指数はS&P500、ナスダック総合が▼0.4%以下の小幅下落
- 香港ハンセン指数は+1.3%上昇
- 消費者物価指数(CPI、前年比) 3.7%(予想3.6%、前回3.2%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 4.3%(予想4.3%、前回4.7%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) 1.6%(予想1.5%、前回0.8%)
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 2.2%(予想2.2%、前回2.4%)
- 小売売上高(前月比) 0.6%(予想0.2%、前回0.5%)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 1.9(予想▼10.5、前回▼19.0)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 67.7(予想69.6、前回69.5)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価損益率は▼0.4%、累計損益率は▼3.6%
- 小型株個別銘柄とレバレッジETFのセグメントが▼3%近くの下落
- 個別では14銘柄中上昇と下落が半々、最大の上昇は0142FPの+6.0%、次いでAT&Tで+3.1%、最大の下落はLAWの▼6.8%、次いでSOXLの▼ 6.5%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+1.4%、世界割安成長株+2.3%、米国株投信+1.2%
- コア投資B:GLD+0.1%、VTI▼0.2%、J&J+0.5%、AT&T+3.1%
- レバレッジETF:SOXL▼6.5%、QLD▼1.3%、TMF▼1.0%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼2.2%、ゾミトリ(XMTR)▼2.2%、CSディスコ(LAW)▼6.8%
- 香港株:0142FP+6.0%
今週の動き:
- FRB政策金利 (予想5.5%、前回5.5%)
- フィラデルフィア連銀景況指数 (予想▼0.4、前回12.0)
Be water, my friends.