- 半導体製造装置最大手のASMLが米政府からの要請を受けて一部装置の対中国輸出を停止、SOX指数は▼3%下落
- グロース株が売られる一方でバリュー株に資金が入り、ダウが終値で過去最高値更新
- FRBが前回FOMCの議事録を公表、一部では高水準の政策金利を「予想より長期間据え置くことが正当化される」状況について言及する慎重論もあった
- APPLが投資判断引き下げにより一時3.5%下落、iPhone15の売上が期待を下回る
浮かれすぎの市場に年明け早々冷や水がかけられたように株価三指数は八週間ぶりに週次で下げとなりました。一月と特に最初の一週目は一年間の相場を占う上で非常に重要なので、完全に出鼻をくじかれた形となりました。
今週の物価指数でまた勢いを取り戻してくれるとよいですが。
期間:2024年1月2日〜1月5日
概況:
- 10年国債利回りは18bp上昇、4.04
- 米株価三指数はともに八週間ぶりの下落
- 香港ハンセン指数は▼3.0%下落
- ISM製造業景気指数 47.4(予想47.2、前回46.7)
- ADP雇用者数(前月比) 164千人(予想113千人、前回103千人)
- 失業率 3.7%(予想3.8%、前回3.7%)
- 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) 216千人(予想168千人、前回199千人)
- 平均時給(前年比) 4.1%(予想3.9%、前回4.0%)
- ISM非製造業景気指数 50.6(予想52.5、前回52.7)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価損益率は▼3.5%下落、累計損益率は4.5%
- 全セグメント下落、最大はレバレッジETFの▼11.6%
- 個別では14銘柄中10銘柄が下落、最大はSOXLの▼21.0%、次いでQLDの▼8.0%、上昇銘柄はJ&J、AT&T、DOCS、142FP
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT▼0.9%、世界割安成長株▼0.2%、米国株投信▼2.0%
- コア投資B:GLD▼1.0%、VTI▼1.9%、J&J+2.7%、AT&T+3.0%
- レバレッジETF:SOXL▼21.0%、QLD▼8.0%、TMF▼5.5%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)+0.1%、ゾミトリ(XMTR)▼5.9%、CSディスコ(LAW)▼0.4%
- 香港株:0142FP+0.4%
今週の動き:
- 消費者物価指数(CPI、前年比) (予想3.3%、前回3.1%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) (予想3.8%、前回4.0%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) (予想1.4%、前回0.9%)
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) (予想2.0%、前回2.0%)
Be water, my friends.