雇用軟化と利下げ期待の高まり、”確トラ”の流れと半導体産業に対するプレッシャー、関税引き上げによるインフレ再燃懸念など落ち着かない一週間でした。
半導体、大型テックが急落し、SOXLは一日でなんと▼20%の暴落。これだけで保有資産を大きくマイナスに下振れしてしまいます。ただ、半導体の下落はいったんの調整で、再び上昇に向かうとみてはいます。40を切るようだったら追加購入しようと思います。
Topics:
- パウエルFRB議長、4-6月の経済データでインフレが当局目標の2%に向かって低下しているとの自信を深めた
- サンフランシスコ連銀デーリー総裁15日、インフレ率は2%への道筋にあると確信を強める形で鈍化している
- FRBウォラー理事、経済は利下げが可能になる地点に近づきつつある
- FRB17日公表の地区連銀経済報告(ベージュブック)、米経済が7-9月に向けてわずかなペースで拡大した
- ASML Holdingの株価17日取引で大幅下落、4-6月受注予約は大幅な伸びを示すが、同社の中国事業に対して米国がさらに厳しい制限措置を講じる可能性が材料視された
- ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁、過去数カ月のインフレデータは心強い内容だが、利下げ決定に必要な確信を得るために向こう数カ月でより多くの証拠を確認したい
- パウエル議長10日の下院での証言、「インフレ率を下げることだけが目的ではない」「労働市場の動向にも留意する必要がある」
- シカゴ連銀グールズビー総裁、労働市場のより急激な悪化を回避するため、金融当局は近く利下げに動く必要がありそうだ
- 新規失業保険申請件数は5月上旬以来の大幅な増加
決算:
保有株
- Johnson & Johnson (JNJ):EPS(2.82、予想2.72)〇、売上高(22.45B、予想22.34B)〇
半導体
- ASML Holding NV ADR (ASML):EPS(4.01、予想3.99)〇、売上高(6.24B、予想6.49B)×
- Taiwan Semiconductor (TSM):EPS(1.48、予想1.4)〇、売上高(20.82B、予想20.16B)〇
指数・統計:
- 10年国債利回りは+5bp反発、4.24
- 米株価三指数はダウ工業平均が+0.7%の上昇、S&P500、ナスダック総合はそれぞれ▼2%、▼3%以上の大きな下落
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▼6.6(予想▼8.0、前回▼6.0)
- 小売売上高(前月比) 0.0%(予想▼0.2%、前回0.3%)
- フィラデルフィア連銀景況指数 13.9(予想3.0、前回1.3)
保有資産実績:
- 合計保有量は0.5%増加、コア投資Aに追加
- 資産評価額は▼4.7%減少、累計損益率は23.2%
- コア投資A、コア投資B、小型株銘柄が増加、レバレッジETFは▼14.1%の大幅減少
- 個別では14銘柄中7銘柄が増加、最大はJNJの+8.3%、次いでXMTR+3.1%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+1.3%、世界割安成長株+0.3%、米国株投信▼0.8%
- コア投資B:GLD▼0.6%、VTI▼1.7%、JNJ+8.3%(追加購入+4.7%)、AT&T+1.6%
- レバレッジETF:SOXL▼26.5%、QLD▼8.0%、TMF▼3.3%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)+2.6%、ゾミトリ(XMTR)+3.1%、CSディスコ(LAW)+0.2%
- 香港株:0142FP▼4.5%
今週の動き:
- リッチモンド連銀製造業指数 (予想▼7.0、前回▼10.0)
- 個人消費(前期比年率、速報) (予想、前回1.5%)
- 実質GDP(前期比年率、速報) (予想1.8%、前回1.4%)
- PCEコアデフレータ(前年比) (予想2.6%、前回2.6%)
- PCEデフレータ(前年比) (予想2.5%、前回2.6%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) (予想、前回66.0)
Be water, my friends.