半導体に陰りが見えた先週でした。いったんの調整か、転換点か気になるところです。セクターでみると通信サービスが相変わらず強かったほか、金融、消費財に買いが入り、ダウが優勢になりました。
今週はPCEに注目が集まりますが、トレンドが転換するような結果になるでしょうか。
Topics:
- Nvidiaを筆頭に半導体株が買われ、S&P500種株価指数が連日の最高値更新となった。
- 18日Nvidiaは3.5%上昇。時価総額でマイクロソフトを抜き、世界首位に躍り出た。
- FRBクーグラー理事、経済状況が自身の予想通りに展開すれば、「年内のある時点」での利下げが適切になる可能性が高い
- セントルイス連銀ムサレム総裁、利下げを裏付けるデータを見極めるには「数四半期」かかる可能性の方が高い
- ボストン連銀コリンズ総裁、1、2カ月の前向きなニュースに過剰反応すべきでない
- シカゴ連銀グールズビー総裁、インフレが5月のように鈍化を続ければ、利下げが可能になる
- リッチモンド連銀バーキン総裁、利下げの前にインフレ鈍化の道筋が一段と明確になることが必要
- 米ミネアポリス連銀カシュカリ総裁、金融当局はインフレ率を目標の2%へと引き下げるとしつつ、それには1、2年かかる可能性が高い
指数・統計:
- 10年国債利回りは+4bp反転、4.26
- 米株価三指数はダウが+1.5%の上昇
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▼6.0(予想▼14.0、前回▼15.6)
- 小売売上高(前月比) 0.1%(予想0.3%、前回▼0.2%)
- フィラデルフィア連銀景況指数 1.3(予想4.5、前回4.5)
保有資産実績:
- 合計保有量は+0.9%、レバレッジETFに追加投資
- 評価損益率は+4.2%上昇、累計損益率は25.6%
- セグメントではコア投資A、コア投資Bが上昇
- 個別では14銘柄中9銘柄が上昇、最大はTMFの+4.8%、次いでAT&Tの+3.3%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+1.4%、世界割安成長株+1.9%、米国株投信+0.7%
- コア投資B:GLD▼0.5%、VTI+0.7%、JNJ+2.0%、AT&T+3.3%
- レバレッジETF:SOXL▼7.0%、QLD+0.4%、TMF+4.8%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼3.6%、ゾミトリ(XMTR)▼0.1%、CSディスコ(LAW)+0.2%
- 香港株:0142FP▼3.8%
今週の動き:
- コンファレンスボード消費者信頼感指数 (予想100.1、前回102.0)
- リッチモンド連銀製造業指数 (予想、前回0.0)
- 実質GDP(前期比年率、確報) (予想1.5%、前回1.3%)
- 個人消費(前期比年率、改定) (予想2.0%、前回2.0%)
- PCEコアデフレータ(前年比) (予想2.6%、前回2.8%)
- PCEデフレータ(前年比) (予想2.6%、前回2.7%)
- シカゴ購買部協会景気指数(PMI) (予想、前回35.4)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) (予想65.6、前回65.6)
Be water, my friends.