ISM非製造業景気指数が予想を上回り、新規紙業保険申請件数が減少するなどgood newsは株価にとってもgood newsの流れで市場は後半落ち着きを取り戻しました。円キャリートレードからの引き上げ、VIX指数の急騰などを背景として株価はかなり荒っぽい動きとなりましたが終わってみればS&P500は前の週の終わり値にほぼ戻りました。
今週は物価指数によってまた大きく下がるようなことにならないことを祈ります。
Topics:
- シカゴ連銀グールズビー総裁、米金融当局の仕事は単月の弱めの雇用関連データに反応することではないとの考えを改めて表明ー市場は同当局の行動よりもはるかに不安定だ
- 米2年債利回りが2022年7月以降初めて10年債利回りを下回ったー景気減速への懸念からトレーダーは米金融政策当局が積極的な緩和に踏み切るとの見方につながった
- サンフランシスコ連銀デーリー総裁5日、同国労働市場が軟化しつつあるとし、金融当局として今後数四半期に利下げを開始すべきだとの認識を示唆した
- エヌビディアのAI半導体が設計上の不備で遅れる見込みーこの半導体は3カ月以上遅れる可能性があり、メタ・プラットフォームズやグーグル、マイクロソフトなどに影響が及ぶ恐れがある
- 米国債相場は7日に下落、世界の市場に広がった混乱が収まりつつある上に、この日実施された10年債入札が不調だったことが響いた
- カンザスシティー連銀シュミッド総裁、インフレ率が金融当局の目標を上回り、労働市場も多少の軟化にもかかわらず引き続き健全、利下げを支持する用意がない
- リッチモンド連銀バーキン総裁、米経済が正常化しているのか、それとも金融当局による一段と強力な行動を必要とするような形で減速しているのかを見極める時間が金融当局にはある
- 米国債相場は8日続落、米新規失業保険申請件数が約1年ぶりの大幅減少となり、景気に対する懸念を幾分和らげたー市場では年内の積極的な利下げ観測が一段と後退
決算:
保有株
- Doximity (DOCS):EPS(0.28、予想0.22)〇、売上高(126.7M、予想119.89M)〇
- Xometry (XMTR):EPS(▼0.01、予想▼0.1252)〇、売上高(132.6M、予想128.65M)〇
- CS Disco LLC (LAW):EPS(▼0.18、予想▼0.09)×、売上高(36M、35.61M)〇
指数・統計:
- 10年国債利回りは15bp反発し、3.94
- 米株価三指数はともにわずかに下落
- ISM非製造業景気指数 51.4(予想51.1、前回48.8)

保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 資産評価額は▼0.1%減少、累計損益率は15.0%
- コア投資A、Bが減少、特にコア投資Aは▼3.5%の減少
- 個別では14銘柄中7銘柄が減少、最大はLAWの▼8.0%、次いでTMF▼6.4%、最大増加はDOCSの+31.9%
評価額増減
- コア投資A:グローバルREIT▼2.0%、世界割安成長株▼5.0%、米国株投信▼2.5%
- コア投資B:GLD▼0.3%、VTI+0.0%、JNJ▼2.1%、AT&T+0.6%
- レバレッジETF:SOXL+5.7%、QLD+0.5%、TMF▼6.4%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)+31.9%、ゾミトリ(XMTR)+25.6%、CSディスコ(LAW)▼8.0%
- 香港株:0142FP+3.2%
今週の動き:
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) (予想%、前回3.0%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) (予想%、前回2.6%)
- 消費者物価指数(CPI、前年比) (予想3.0%、前回3.0%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) (予想3.2%、前回3.3%)
- 小売売上高(前月比) (予想0.2%、前回0.0%)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 (予想▼6.0、前回▼6.6)
- フィラデルフィア連銀景況指数 (予想6.6、前回13.9)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) (予想67.3、前回66.4)
Be water, my friends.