先週終わってみればS&P500が週間で年初来最大の上げ、再び上昇相場に転換したような一週間でした。八月に入ってからの激しい動きについていけず、結局一番下がったところで買うことができませんでした。魚の頭と尻尾はくれてやれ、という格言どおり思ったところで売り買いするのは難しいとあらためて実感しました。
物価指数はほぼ予想どおりで無事通過、今週は主要な経済統計の発表がありませんが、ジャクソンホールでのパウエル議長の講演に注目したいと思います。
Topics:
- グーグルは13日、アップルに先駆けてスマートフォンの最新機種を発表したー最新のAI技術を体験できる
- 7月のCPI、食品とエネルギーを除いたコア指数の前年同月比の伸びが4カ月連続鈍化、9月利下げの論拠を支える結果となった
- シカゴ連銀グールスビー総裁14日、物価上昇圧力の後退や軟調な雇用関連データを踏まえ、インフレよりも労働市場への懸念を強めている
- 15日米国債市場で利回り上昇、米経済指標が堅調な内容となり年内の積極的な利下げ観測後退
- セントルイス連銀ムサレム総裁15日、利下げが適切になる時期が近づいているとの見解ーインフレ率は金融当局の目標である2%に向けた軌道に戻り、もはや労働市場はインフレにつながるリスクになっていない
- 8月のニューヨーク連銀製造業景況指数は9カ月連続で縮小圏ー受注の指数が低下し、雇用と労働時間がマイナス圏にとどまる
- シスコシステムズ、受注回復を踏まえ8-10月の売上高について強気な見通し、戦略転換の一環として人員削減を計画
- S&P500種株価指数7日連続で上昇、週間では年初来で最大の上げ
- ゴールドマン・サックス・グループ、直近の小売売上高と失業保険申請件数のデータを踏まえ、今後1年間に米国がリセッションに陥る確率を25%から20%に引き下げた
決算:
半導体
- Applied Materials (AMAT):EPS(2.12、予想2.03)〇、売上高(6.78B、予想6.68B)〇
指数・統計:
- 10年国債利回りは▼5bp低下し、3.89
- 米株価三指数はともに上昇、ナスダック総合は5%以上の大きな上昇
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 2.4%(予想2.6%、前回3.0%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) 2.2%(予想2.3%%、前回2.7%)
- 消費者物価指数(CPI、前年比) 2.9%(予想3.0%、前回3.0%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 3.2%(予想3.2%、前回3.3%)
- 小売売上高(前月比) 1.0%(予想0.4%、前回▼0.2%)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▼4.7(予想▼6.0、前回▼6.6)
- フィラデルフィア連銀景況指数 ▼7.0(予想5.0、前回13.9)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 67.8(予想66.9、前回66.4)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 資産評価額は+6.2%増加、累計損益率は22.1%
- 全セグメント増加、最大はレバレッジETFの+14.4%
- 個別では14銘柄中12銘柄が増加、最大はSOXLの+28.1%、次いでXMTRの+14.3%、減少はJNJ、AT&T
評価額増減
- コア投資A:グローバルREIT+2.6%、世界割安成長株+4.5%、米国株投信+3.9%
- コア投資B:GLD+3.3%、VTI+3.9%、JNJ▼0.8%、AT&T▼0.8%
- レバレッジETF:SOXL+28.1%、QLD+10.9%、TMF+3.3%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)+0.4%、ゾミトリ(XMTR)+14.3%、CSディスコ(LAW)+3.8%
- 香港株:0142FP+9.1%
今週の動き:
Be water, my friends.