いよいよインフレーションの下降局面が確認され、年内の利下げも現実味を帯びてきたのではないでしょうか。ここ数週間はテクノロジー頼みの一本足状態になっているのが気になりますが、利下げとなれば半年、あるいは一年、この状態が続きそうです。
半導体企業の好調が続き、私の保有資産もSOXLの一本足状態です。こわいですね。
Topics:
- Broadcom Inc.2-4月決算は利益と売上高が市場予想を上回り、通年業績も市場予想を上回る見通し
- Oracle3-5月決算、受注増が予想を上回り、クラウドコンピューティングの分野で市場シェア拡大への取り組みが勢いを増し、株価は12日NY市場で上場来高値を更新
- 12日の米株式市場では、S&P500種株価指数が最高値を更新
- FOMCは2024年の利下げ回数が1回になると予想、少なくとも2回実施されるとの市場の見通しは変わらなかった
- FF金利の長期的な推計値を中央値2.8%、3月時点の2.6%から上方修正
決算:
半導体
Broadcom Inc. (AVGO):EPS(8.69、予想8.16)
指数・統計:
- 10年国債利回りは+22bp低下、4.21
- 米株価三指数はナスダックが3%以上の上昇、ダウはわずかに下落
- 消費者物価指数(CPI、前年比) 3.3%(予想3.4%、前回3.4%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 3.4%(予想3.5%、前回3.6%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) 2.2%(予想2.5%、前回2.3%)
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 2.3%(予想2.5%、前回2.5%)
- FRB政策金利(上限金利) 5.5%(予想5.5%、前回5.5%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 65.6(予想72.1、前回69.1)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価損益率は+4.2%上昇、累計損益率は25.6%
- セグメントではコア投資A、コア投資B、レバレッジETFが上昇
- 個別では14銘柄中9銘柄が上昇、最大はSOXLの+30.5%、次いでQLDの+10.9%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+0.9%、世界割安成長株+0.0%、米国株投信+0.7%
- コア投資B:GLD+2.3%、VTI+1.7%、JNJ▼0.9%、AT&T▼2.0%
- レバレッジETF:SOXL+30.5%、QLD+10.9%、TMF+6.7%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)+0.6%、ゾミトリ(XMTR)▼3.9%、CSディスコ(LAW)▼0.4%
- 香港株:0142FP▼4.5%
今週の動き:
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 (予想▼14.0、前回▼15.6)
- 小売売上高(前月比) (予想0.3%、前回0.0%)
- フィラデルフィア連銀景況指数 (予想4.5、前回4.5)
Be water, my friends.