9月利下げが徐々に確実視されてきたのはよい兆候だと思います。
バリュー株、小型株への資金シフトと大型テック、半導体を中心にした調整が進行、31日で大きく反転したように見えていますが、8月は反転基調を保てるでしょうか。まだ途中とはいえ大型テックも半導体も決算は悪くないので期待はもてますが。
SOXLが2022年1月以来の70$をつけたあとあれよあれよと言う間に40$を切り、半分近くまで下がりました。40を切ったら追加購入、と思ったのですが31日に20%近く反発、購入できませんでした。この暴れ馬を乗りこなすのは容易ではないとあらためて思いました。40$台で再度購入チャレンジします。
7月のTOPICS
- FOMC6月11-12日会合、インフレが鈍化していることを示すさらなる証拠を待ちたいとの認識、高金利をいつまで維持するかを巡っては意見が分かれた
- 米インフレは6月、広範囲に鈍化、住居費の減速が目立つ、総合CPI前月比マイナスは新型コロナ禍の初期以来
- 米生産者物価指数は6月に予想を若干上回る伸び、財のコスト低下をサービス業の利幅拡大が上回った
- パウエルFRB議長、4-6月の経済データでインフレが当局目標の2%に向かって低下しているとの自信を深めた
- ASML Holdingの株価17日取引で大幅下落、4-6月受注予約は大幅な伸びを示すが、同社の中国事業に対して米国がさらに厳しい制限措置を講じる可能性が材料視された
- パウエル議長10日の下院での証言、「インフレ率を下げることだけが目的ではない」「労働市場の動向にも留意する必要がある」
- 新規失業保険申請件数は5月上旬以来の大幅な増加
- Alphabet C (GOOG)23日に4-6月決算発表、売上高がアナリスト予想を上回る、クラウドコンピューティングと検索広告に対する需要が寄与
- Texas Instruments (TXN)、過剰在庫が解消されつつあることを示す売上高見通しを発表、投資家の間に同社のチップの主要市場で回復が進んでいるとの安心感広がる
- 米アップルのAIサービス投入は当初予定より遅れることになりそうだースマートフォン「iPhone」とタブレット型端末「iPad」向けの基本ソフトウエア次期バージョンの最初のリリースには間に合わないが、バグ修正のための時間が増えることになりそうだ
- マイクロソフト30日発表4-6月決算、クラウドサービス「Azure(アジュール)」の増収率が四半期ベースで鈍化、AI製品への巨額投資の成果を期待していた投資家を失望させ、株価は下落
- アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)株価30日上昇、7-9月について堅調な見通しを示すー新しいAIプロセッサーが成長を後押ししていることが浮き彫りになった
- 米民間調査機関のコンファレンスボード発表7月米消費者信頼感指数上昇、景気や労働市場に関する見通しが改善
- FOMC7月30、31日定例会合で主要政策金利5.25-5.5%(二十数年ぶりの高水準)に据え置き決定、パウエルFRB議長9月にも利下げに動く可能性があるとの見解
- メタ・プラットフォームズ4-6月決算は売上高が市場予想を上回ったーAIへの多額の投資がターゲットを絞ったパーソナライズド広告の販売増に寄与している
- クアルコム7-9月の売上高、市場予想を上回る力強い見通しーしかし、スマホ市場の回復ペースが投資家の期待より鈍いと不安視され、7月31日の時間外取引で株価は下げに転じた
保有資産の状況:
- 保有資産量は前月比で+1.3%増
- 資産評価額は前月比▼0.3%減少、累計損益は22.2%
- コア投資BはVTIに定期積立とJNJに追加投資
2021年末を基準として2025年末に資金投入量1.5倍、評価額+40%を目標に月次の運用成績をレビューしていきます。
市場概況:
1)米経済指標
- ISM製造業景気指数 48.5(予想49.0、前回48.7)
- ISM非製造業景気指数 48.8(予想52.5、前回53.8)
- ADP雇用者数(前月比) 150千人(予想159千人、前回157千人)
- 失業率 4.1%(予想4.0%、前回4.0%)
- 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) 206千人(予想190千人、前回218千人)
- 平均時給(前年比) 3.9%(予想3.9%、前回4.1%)
- 消費者物価指数(CPI、前年比) 3.0%(予想3.1%、前回3.3%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 3.3%(予想3.4%、前回3.4%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) 2.6%(予想2.3%、前回2.2%)
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 3.0%(予想2.3%、前回2.6%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 66.0(予想68.1、前回68.2)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▼6.6(予想▼8.0、前回▼6.0)
- 小売売上高(前月比) 0.0%(予想▼0.2%、前回0.3%)
- フィラデルフィア連銀景況指数 13.9(予想3.0、前回1.3)
- リッチモンド連銀製造業指数 ▼17.0(予想▼7.0、前回▼10.0)
- 個人消費(前期比年率、速報) 2.2%(予想、前回1.5%)
- 実質GDP(前期比年率、速報) 2.8%(予想1.8%、前回1.4%)
- PCEコアデフレータ(前年比) 2.6%(予想2.5%、前回2.6%)
- PCEデフレータ(前年比) 2.5%(予想2.4%、前回2.6%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) 66.4(予想66.0、前回66.0)
- コンファレンスボード消費者信頼感指数 100.3(予想99.9、前回97.8)
- ADP雇用者数(前月比) 122千人(予想168千人、前回155千人)
- シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 45.3(予想44.0、前回47.4)
2)相場関連指標(前月末比較)
- 米長期金利:前月に続き▼23bp下落で4.11
- 米国株式三指数:ダウ工業平均が+4%以上の大きな上昇、ナスダック総合はわずかに下落
- 香港ハンセン指数:▼2.1%で前月に続き下落
保有資産:
1)21年末基準
- 保有量+42.4%増加、資産評価額+64.4%増加
2)年初来
- 保有量+6.0%増加、資産評価額+20.0%上昇
3)月次
- 保有量+1.3%増、資産評価額は▼0.3%減少し、累計損益率は22.2%
- コア投資Bに+2.3%
- セグメント別資産評価額はコア投資B、小型株個別銘柄が増加、コア投資A、レバレッジETF、香港株が減少するまだら模様
- 個別の資産評価額は14銘柄中9銘柄が増加、最大はXMTRの+26.6%、次いでJNJの+13.3%
コア投資A 累計損益率 43.1% 前月比▼0.3%
- グローバルREIT 48.1% 前月比+1.4%
- 世界割安成長株 61.4% 前月比▼0.7%
- 米国株投信 21.8% 前月比▼0.9%
コア投資B 累計損益率 13.6% 前月比+5.2%
- GLD 23.9% 前月比+5.4%
- VTI 23.7% 前月比+3.7%(+2.2%追加投資)
- J&J ▼3.2% 前月比+13.3%(+4.7%追加投資)
- AT&T ▼15.2% 前月比+0.7%
レバレッジETF 累計損益率 47.6% 前月比▼8.4%
- SOXL 64.5% 前月比▼19.8%
- QLD 59.9% 前月比▼4.3%
- TMF ▼22.0% 前月比+9.4%
小型株個別銘柄 累計損益率 ▼68.6% 前月比+7.3%
- DOCS ▼57.1% 前月比+0.1%
- XMTR ▼74.4% 前月比+26.6%
- LAW ▼86.4% 前月比+3.7%
香港株
- 0142FP 31.3% 前月比▼4.1%
Be water, my friend.