水になるブログ

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醸し人九平次に出逢う

 香港で回転寿司といえば「元気寿司」というくらいあちらこちらで店舗を見かけます。MTRの駅に直結した大きなショッピングモールには必ずといってよいくらい入っていますし、さらに駅から少し離れた場所にも出店しています。香港で元気寿司をフランチャイジーとして運営しているのはMaxim’s Cateresという外食最大手企業で、私の会社はここの本社ビルを受注しています。

 Maximは千両という鮨や刺身をメインにテーブルサービスで提供する日本食レストランも持っています。千両はメニューの魅力、味、内装、サービス、価格の点で他の日本食店とは一線を画した優れたマーケティングをしていると思います。少なくとも私にとっては気軽に入れるお店として質と価格のバランスはとても良いと思っています。元気寿司ほどの店舗数はありませんが普段出歩く先にはお店があり、よく利用しています。

 そういうわけで昨日、買い物の途中に昼食をとろうと思い、千両に寄りました。利き酒セットと共に新しい酒のメニューがありました。利き酒セット、こういうのいいんだよなあ、と早速注文します。「醸し人九平次」と謳っているのですが、無知な私は名古屋の萬乗醸造によるパリのミシュラン3つ星レストランでも採用されているこのブランドを知りませんでした。

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 香港は日本の商品が市場によく浸透しており、その一方でなんでもかんでも「日本製造」と銘打ってアピールしているところがあるので「これ本当に日本にあるのか?」と疑いたくなることがあります。「醸し人九平次」が目に入った時もそのような感覚に囚われました。無知は恐ろしいですね。実は酒の味などよくわかってはいませんが、スッキリした飲み口にしっかりと香りが残る味わいでとても気に入ってしまいました。

Be water, my friend.