水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

マツキヨの香港旗艦店がオープン!

 私が香港に来てから、2020年以降ですが、いくつかの日本のフードサービス、小売店が香港に進出しいています。スシロー、牛角、ドン・キホーテ、マツモトキヨシ、などなど。そのマツモトキヨシが10月21日金曜日、香港の四店舗目となる銅鑼湾旗艦店をオープンしました。

https://hongkong.keizai.biz/headline/1937/

 面積は8500平方フィート(約780平米)、TOKYO CHAOSというコンセプトでトレンドを集めたブランド専用ゾーンやAI診断による商品提案、これまで香港では販売されていない商品の投入など、銅鑼湾という香港随一の商業エリアにふさわしい情報発信型の魅力的な店舗に仕上がっていると感じました。

f:id:junyan_1989:20221023090146j:image

 マツモトキヨシなので、品揃えはコスメや健康食品、薬などが中心になりますがローカルのドラッグストア(Manningsなど)や同じく日本のドン・キホーテと比べて圧倒的な品揃えで、見ているだけで楽しくなります。ドン・キホーテは店舗面積が大きく、食品や他のカテゴリーを含めた品揃えは豊富ですがコスメ、ヘルスで比較すると、ということです。

f:id:junyan_1989:20221023090207j:image

 香港経済の将来は決して明るいとは言えないと思うので、ここ最近日本の各社が活発に進出しているのは実は不思議に思っています。香港国家安全法、Covid-19による出入境制限によって香港の機能、魅力が失われ、さらに中国本土の経済停滞が鮮明になっている現状において新規に投資をする合理性はあるのでしょうか。

 香港国家安全法につながる反政府活動が盛んになった2019年が一つの節目だったと思いますが、この時すでに今進出している日本企業の意思決定がすでになされていたのでしょう。その時を振り返れば、まさか今のような事態が訪れるとは思ってもいなかったでしょう。日本の会社は特に、一旦決定したものを取り下げることはなかなかしないものです。

 今のところ各社ともお客さんは入っていると見えますし、店舗数も拡大中です。今後も繁盛し、発展していってほしいと思います。一消費者としては特に、ですが。

Be water, my friend.