米国株 先週の動き 2025年2月3日〜2月7日
先週おどろいたのは小型株として保有しているドクシミティ(DOCS)が好決算によって20%以上高騰、週としては34%上昇し、長かったマイナスから一気にプラス転換したことでした。小型株は流通量が少ないため、すぐに反転、元の水準に戻る、ということも予想されます。ようやくプラスに転じたところで利益を確定してしまいたい気持ちに駆られますが、今後の好決算継続を期待してホールドしておくことにします。
また、次は評価損益▼37%のゾミトリ(XMTR)のプラス転換を期待します。
Topics:
- ボストン連銀コリンズ総裁3日、持続的なインフレ率上昇の兆しが見られない限り、関税が物価に及ぼす影響に米金融当局が反応する可能性は低いとの考えを示した
- アトランタ連銀ボスティック総裁、2025年の米経済の行方が不透明な中、追加利下げに踏み切るのは「しばらく」待ちたいとの意向を明らかにした
- シカゴ連銀グールズビー総裁6日、財政政策の不確実性によって利下げ回数は減る可能性があるが、向こう1年半で複数回の利下げを引き続き想定していると述べた
- リッチモンド連銀バーキン総裁、トランプ大統領の政策を巡る不透明感が強まる中、当局者は米国の経済とインフレの行方を見極めるためにさらに多くの時間が必要になると指摘
- ダラス連銀のローガン総裁は6日、金利は既に中立水準近くにあるかもしれないため、インフレ鈍化が続いても追加利下げの必要性がなくなる可能性があるとの認識を示した
- ISMが発表した1月の製造業総合景況指数は、2022年以降で初めて活動の拡大を示したー新規受注が加速したほか、生産も拡大圏に転じた
- 米グーグルの親会社アルファベットが4日発表した2024年10-12月決算では、クラウド事業の成長鈍化が響き、売上高はアナリスト予想を下回ったー株価は時間外取引で一時8%強下落
- AMD4日発表2024年10-12月決算、データセンター部門の売上高が市場予想を下回ったー同社がAIコンピューティング分野でエヌビディアに追いついていないことを示唆
- 4日米株式市場でメタ・プラットフォームズが上昇ー上場以来最長の12連騰を記録、同社の人工知能(AI)戦略が投資家に好感されている
- クアルコムが示した1-3月売上高見通しは、市場予想を上回ったースマホのハイエンドモデル向け需要がなお堅調なほか、新たな市場で同社が前進していることがうかがえる
決算:
保有銘柄
- Doximity (DOCS):EPS(0.45、予想0.34)〇、売上高(168.6M、予想152.15M)〇
M7
- Alphabet C (GOOG):EPS(2.15、予想2.12)〇、売上高(96.47B、予想96.7B)×
半導体
- AMD (AMD):EPS(1.09、予想1.08)〇、売上高(7.7B、予想7.54B)〇
- Qualcomm (QCOM):EPS(3.41、予想2.97)〇、売上高(11.67B、予想10.93B)〇
指数・統計:
- 10年国債利回りは▼8bp低下、4.49
- 米株価指数はともに▼0.5%以内の反落
- ISM製造業景気指数 50.9(予想49.9、前回49.2)
- ADP雇用者数 183千人(予想153千人、前回176千人)
- ISM非製造業景気指数 52.8(予想54.2、前回54.0)
- 失業率 4.0%(予想4.1%、前回4.1%)
- 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) 143千人(予想172千人、前回307千人)
- 平均時給(前年比) 4.1%(予想3.8%、前回4.1%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 67.8(予想71.9、前回71.1)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 資産評価額は+0.4%増加、累計損益率は27.4%
- コア投資B、レバレッジETF、小型個別銘柄で評価額増加
- 個別では14銘柄中9銘柄で増加、最大はDOCSの+34.1%、次いでXMTR+7.4%、TMF+6.3%
評価額増減:
- コア投資A:グローバルREIT▼0.8%、世界割安成長株▼2.5%、米国株投信+0.2%
- コア投資B:GLD+2.1%、VTI▼0.2%、JNJ+0.6%、AT&T+3.4%
- レバレッジETF:SOXL▼2.6%、QLD+0.1%、TMF+6.3%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)+34.1%、ゾミトリ(XMTR)+7.4%、CSディスコ(LAW)+2.2%
- 香港株:0142FP▼1.9%
今週の動き:
- ISM製造業景気指数 (予想49.9、前回49.2)
- ADP雇用者数 (予想153千人、前回122千人)
- ISM非製造業景気指数 (予想54.2、前回54.0)
- 失業率 (予想4.1%、前回4.1%)
- 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) (予想172千人、前回256千人)
- 平均時給(前年比) (予想3.8%、前回3.9%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) (予想71.9、前回71.1)
Be water, my friends.