雇用統計が予想より強い結果となり、またまた10年国債利回りは2023年10月以来の高水準に上昇、主要株価指数はそろって2%前後の大きな下落となりました。
保有資産では14銘柄中13銘柄で評価額が減少、AT&T、SOXLは再びマイナスに転じてしまいました。しばらくは我慢のときのようです。
Topics:
- アトランタ連銀のボスティック総裁、政策決定において当局は慎重であるべきーインフレ抑制の進展に波があることや、物価安定目標を達成するために金利を高水準に維持し過ぎて失敗する可能性に言及
- FRBウォラー理事、インフレ率が当局目標の2%に向けて低下を続けると予想、年内の追加利下げを支持する姿勢を示した
- 複数の米金融当局者は9日、当局として長期にわたり政策金利を現行水準に据え置き、有意なインフレ鈍化があった場合にのみ追加利下げする公算が大きいことをあらためて確認した
- FRBボウマン理事9日、インフレリスクは根強く、追加利下げには慎重を期すべきだとの考えを示した
- ボストン連銀コリンズ総裁、米経済の先行きには「相当な不確実性」があると指摘、政策金利の調整ではよりゆっくりとしたアプローチが必要だ
- リッチモンド連銀バーキン総裁9日、最近の長期金利上昇はインフレ懸念というより、リスクプレミアムの高まりを反映している
- シカゴ連銀グールズビー総裁、10日に発表された12月の米雇用統計について、労働市場が完全雇用で安定化しつつあることを示唆していると指摘ー景気過熱の兆候ではないとの考えを示した
- ADPによると、米民間部門の雇用者数は昨年12月に伸びが減速し、8月以来の低水準となったー労働需要の緩和が続いていることを示唆
- JPモルガン・チェースのトレーディングデスクによれば、米国株の急上昇に対するリスクは高まっているものの、力強い経済成長を背景に弱気な下げに陥るシナリオは引き続き「可能性が極めて低い」
- 米マイクロソフト、今年度(2025年6月期)、データセンターの建設に800億ドル(約12兆6000億円)を投じる計画
- 米アマゾン・ドット・コムのホームセキュリティー部門リングは6日、煙や一酸化炭素のモニタリング機能を強化するほか、一部のカメラ製品について動画の画質を上げると発表した
指数・統計:
- 10年国債利回りは+18bp上昇、4.78
- 米株価三指数はともに2%前後の下落
- ISM非製造業景気指数 54.1(予想53.4、前回52.1)
- ADP雇用者数 122千人(予想135千人、前回146千人)
- 失業率 4.1%(予想4.2%、前回4.2%)
- 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) 256千人(予想164千人、前回212千人)
- 平均時給(前年比) 3.9%(予想4.0%、前回4.0%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) 73.2(予想73.9、前回74.0)

保有資産実績:
- 合計保有量は+0.3%増加
- 資産評価額は▼2.4%減少、累計損益率は22.0%
- 全セグメントで減少
- 個別では14銘柄中13銘柄で減少、最大はXMTRの▼22.4%、次いでTMFの▼6.4%、GLDが唯一の増加
評価額増減:
- コア投資A:グローバルREIT▼1.1%、世界割安成長株▼0.4%、米国株投信▼0.5%
- コア投資B:GLD+10.4%(+9.9%追加購入)、VTI▼2.0%、JNJ▼1.5%、AT&T▼4.3%
- レバレッジETF:SOXL▼5.9%、QLD▼4.5%、TMF▼6.4%
- 小型株個別銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼5.7%、ゾミトリ(XMTR)▼22.4%、CSディスコ(LAW)▼0.6%
- 香港株:0142FP▼0.5%
今週の動き:
- 生産者物価指数(コアPPI、前年比) (予想3.4%、前回3.4%)
- 生産者物価指数(PPI、前年比) (予想3.0%、前回3.0%)
- 消費者物価指数(CPI、前年比) (予想2.9%、前回2.7%)
- 消費者物価指数(コアCPI、前年比) (予想3.3%、前回3.3%)
Be water, my friends.