物価上昇に歯止めがかかる一方で景気停滞の兆候が強くなる傾向がはっきりし出して、そのどちらかの情勢によってその日の相場が動いているように見えます。bad newsはgood newsからbad newsはbad newsに相場の反応が変わってきました。
2022年は三指数の中でいち早く回復基調に乗っていたダウ工業平均がここへきて失速、金利の高止まりと利下げのストーリーに対する市場の自信が深まるに連れてテック企業に資金が移動しています。
期間:2023年1月17日〜1月20日
概況:
- 10年国債利回りは▼0.8%下がり、3.48
- 米株価三指数はナスダック総合指数が微増、ダウ工業平均が▼2.7%の下落
- 香港ハンセン指数は+1.4%で続伸
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▼32.9(予想▼8.7、前回▼11.2)
- 小売売上高(前月比) ▼1.1%(予想▼0.9%、前回▼1.0%)
- 生産者物価指数(PPT、前年比) 6.2%(予想6.8%、前回7.3%)
- フィラデルフィア連銀景況指数 ▼8.9(予想▼10.9、前回▼13.7)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価額は▼0.8減少、累計損益率は▼16.4%
- レバレッジETFと香港株が増加
- 個別ではLAW、QLD、0142FPがプラスで他はマイナス、最大のマイナスはJ&Jの▼2.8%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT▼2.8%、世界割安成長株▼2.7%、米国株投信▼1.2%
- コア投資B:VTI▼0.8%、J&J▼2.8%、AT&T▼1.1%
- レバレッジETF:SOXL▼0.6%、QLD+0.7%、TMF▼0.8%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼0.6%、ゾミトリ(XMTR)▼0.7%、CSディスコ(LAW)+1.7%
- 香港株:0142FP+1.5%
今週の動き:
1月26日(木)実質GDP(前期比年率、速報)(予想2.9%、前回3.2%)
1月27日(金)PCEコアデフレーター(前年比)(予想4.4%、前回4.7%)、ミシガン大学消費者信頼感指数(予想64.6、前回64.6)
Be water, my friend.