CPIは予想を下回る4.1%、政策金利は+50bpで予想どおり、めでたしめでたし、と思いきや株式相場は続落しました。小売や景況指数は思わしくなく、企業業績が停滞し、さらにはリセッション入りすることがが濃厚になっていることを織り込み始めているのでしょうか。S&P500は10月の底値から下値を切り上げて200日移動平均線にチャレンジして跳ね返されました。8月にもこの展開で10月まで下落してきましたが今回はどうでしょうか。ダウ工業平均はすでに200日線を超えていますので、今回の下落局面でこの200日が抵抗線になるかをみていきたいと思います。
期間:2022年12月12日〜12月16日
概況:
- 10年国債利回りは▼2.4%下がって3.48
- 米株価三指数は▼1.7%から▼2.7%、二週続けての下落
- 香港ハンセン指数は▼2.3%の反落
- 消費者者物価指数(CPI前年比) 7.1%(予想7.3%、前回7.7%)
- FRB政策金利(上限金利) 4.5%(予想4.5%、前回4.0%)
- 小売売上高 ▼0.6%(予想0.1%、前回1.3%)
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▼11.2(予想▼1.0、前回4.5)
- フィラデルフィア連銀景況指数 ▼13.8(予想▼10.0、前回▼19.4)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価額は▼2.6%減少し、累計損益率は▼18.3%
- 全セグメントで評価額減少、最大は▼米国IPO銘柄の▼5.2、最小はコア投資Aの▼0.7%
- 個別ではグローバルREITとTMFが小幅に増加したほかは減少、最大の減少はXMTRの▼13.0%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+0.9%%、米国株投信▼1.5%
- コア投資B:VTI▼1.9%、J&J▼0.0%、AT&T▼2.1%
- レバレッジETF:SOXL▼4.3%、QLD▼3.8%、TMF+1.0%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼0.8%、ゾミトリ(XMTR)▼13.0%、CSディスコ(LAW)+0.5%
- 香港株:0142FP▼2.6%
今週の動き:
12月22日(木)コンファレンスボード消費者信頼感指数(予想101.0、前回100.2)、実質GDP(前期比年率、確報)(予想2.9%、前回2.9%)、
12月23日(金)PCEコアデフレータ(前年比)(予想、前回5.0%)
Be water, my friend.