水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

2023年のスタート

 12月のマニラ旅行から帰って以来、現地で豪雨に打たれたせいかひどい風邪の症状が続き(Covid-19も陽性)、三週間経ってようやく回復してきました。昨年は進行中のプロジェクトにしても、新規の入札にしても、コロナウイルスによる影響や金利高騰などから輸送費高騰、市況悪化、価格競争の激化、プロジェクトの意思決定停滞、などなど大きく影響を受け、少なくとも仕事の上では厳しい一年となりました。この一年の締めくくりとして新年に備えるための調整として休養を命じられたものと解釈しています。

 12月の末には難産の末に産まれた子どものように、ようやく待望の新規プロジェクト受注が決まりました。工期的に来期の利益計上貢献は限定的となるものの、プロジェクト人員の人件費を原価に振り替えるため、販管費の圧力がだいぶ軽減されます。入札の実行残はまだ7件残っており、3月末までには少なくとももう一件を受注して来期、さらに来々期の損益基盤を固めたいところです。

 本日、1月8日から中国政府によるコロナウイルス対策の緩和が実行され海外旅行の申し込み件数が急増しているそうです。香港と本土の往来も外国と同様制限されていたものが、同日よりこれも同様に緩和されることになりました。また中国から他国、あるいは香港にウイルスが持ち込まれるのかと思うと少し心配になります。よもや三年前の振出に戻るのでは、と。中国本土で新たに強力な変異株が発生しないことを祈ります。

 香港と本土の往来は最盛期には一日平均20万人、今回の緩和で一日当たりの上限は5万人となっていますので相当数のリカバリーが見込まれることになります。これは香港の経済にとって大きな影響がありそうです。プロジェクト投資のマインドが改善し、オフィスや店舗のビジネスが回復して私のところへの注文が増えることを期待します。いずれにしても今年は昨年よりは良い環境になるでしょう。

Be water, my friend.