10月11日から外国人に対する日本への入国制限が大きく緩和されました。
個人旅行の制限解除、査証免除措置の適用再開、入国時検査及び入国後のフォローアップ等の不要、入国者総数上限の撤廃、などです。
私のいる香港もそうですが、台湾や韓国からも久しぶりの日本旅行の機会に喜ぶ多くの声が聞こえています。
香港人の法律家で、今は多くの企業で社外取締役をしている（仮にCatherine女史と呼びます）と3年ぶりに会い、会食をしました。偶然ですが、彼女が社外取締役をしているある企業のプロジェクトに関する取引で回収についての潜在的な紛争を抱えており、その対応についての相談をしたいという目的がありました。
catching upの会話の中で、そろそろどこかに旅行する計画がありますか、と聞くと、すでに京都への旅行を予定しているとのこと。長男は香港在住ですが、長女はニューヨークに住んでおり、京都でfamily gatheringということらしいです。会食にはもう一人香港の女性がいて、彼女も何度も北海道や沖縄に旅行した経験があり、また日本に行けることを心待ちにしていたとのこと。
この時非常に印象に残ったのが、このお二人の会話の中で日本に行くには今がチャンス！と意気投合していたことです。そのココロは、一つは為替ですが、もっと重要なこととして今ならまだ中国本土の入国制限があるということでした。香港の人々が、あの騒々しい、時に恥知らずな振る舞いも恐れない人たちを忌み嫌っていることは折に触れて感じていましたが、その発露を目の当たりにした思いでした。
そうです。今なら日本に行っても中国本土からの旅行者は限りなく少ないことが期待できるのです。
Be water, my friend.
