このまま上昇が続くかと思いきや、先週は「調整」が入ったようです。強気相場でも上昇相場でも「調整」はありますので、引き続き上昇相場は継続する可能性がありますが、メディアなどでは早くもハイテク株バブル崩壊のように騒ぎ始めております。
FRBは年内にあと二回の利上げの可能性を示唆、市場はこれまでの予想と比較して利下げ開始の遅れ、リセッション懸念の後退を織り込み始めています。一方で空売り投資家のショートポジションが1兆5000億ドルに達し、含み損を抱えながらさらに積み増し、株価上昇が続けばポジションを解消するために株式を買い戻すため、これがさらに株価上昇の要因となり得るそうです。
保有資産の評価損益は▼2.7%と大きく下落、指数の下落プラスSOXLに大きく影響を受けています。VTI、GLD、J&J、AT&Tに追加投資をしました。これらへの追加投資はしばらくの間毎月、定期で続けていこうと考えていますが、相場が大きく下落する局面になればSOXL、QLDも検討します。
期間:2023年6月19日〜6月23日
概況:
- 10年国債利回りは三週間ぶりの下落で▼3bp、3.74
- 米株価三指数はともに▼1%台の反落
- 香港ハンセン指数は▼5.7%の大幅な下落
保有資産実績:
- 合計保有量は+1.2%、コア投資Bに+2.5%の追加投資
- 評価損益率は▼2.7%の比較的大きな下落、累計損益率は▼4.5%
- 全セグメントで評価損益率下落、最大は香港株の▼7.2%
- 個別では14銘柄中12銘柄が下落、最大はSOXLの▼12.5%、J&JとTMFがわずかに上昇
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT▼1.2%、世界割安成長株▼0.1%、米国株投信▼1.3%
- コア投資B:GLD▼1.3%(+19.3%追加)、VTI▼2.0%(+0.9%追加)、J&J+0.7%(+3.0%追加)、AT&T▼0.1%(+4.9%追加)
- レバレッジETF:SOXL▼12.5%、QLD▼2.9%、TMF+0.2%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼0.7%、ゾミトリ(XMTR)▼3.3%、CSディスコ(LAW)▼0.0%
- 香港株:0142FP▼7.2%
今週の動き:
- 実質GDP(前期比年率) (予想4.2%、前回4.2%)
- PCEデフレータ(前年比) %(予想3.8%、前回4.4%)
- PCEコアデフレータ(前年比) %(予想4.7%、前回4.7%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) (予想63.9、前回63.9)
- シカゴ購買部協会景気指数(PMI) (予想44.1、前回40.4)
Be water, my friends.