FRBの政策金利は予想通り25BPの利上げで市場はほぼ無反応でした。パウエル米FRB議長の「景気後退懸念は後退」発言、「当分の間、政策金利は高いままで維持する」という決まり文句を引っ込めるなど株式市場にとって追い風が続く期待がもたれています。次のFOMCまで物価、雇用の統計を二回確認できますので、引き続き堅調に推移し、9月にまさかの再利上げとならないように願います。
今週はAMD、クアルコムなどの半導体大手、Apple、Amazonの決算があり、upsetがないよう期待しながら注目していきたいと思います。
期間：2023年7月24日〜7月28日
概況：
- 10年国債利回りは13bp上昇し、3.97
- 米株価三指数はともに上昇、ダウ工業平均は36年ぶりとなる13連騰（それでも一週間では地味な上昇）
- 香港ハンセン指数は+4.4%の大きな反発
- コンファレンスボード消費者信頼感指数 117.0（予想111.9、前回110.1）
- FRB政策金利（上限金利） 5.5%（予想5.5%、前回5.25%）
- PCEコアデフレータ（前年比） 4.1%（予想4.2%、前回4.6%）
- PCEデフレータ（前年比） 3.0%（予想3.0%、前回3.8%）
- 実質GDP（前期比年率） 2.4%（予想1.8%、前回2.0%）
- シカゴ購買部協会景気指数（PMI） （予想72.6、前回72.6）
- ミシガン大学消費者信頼感指数（確報） 71.6（予想72.6、前回72.6）
保有資産実績：
- 合計保有量は+1.2%増加、コア投資Bに追加投資（+2.4%）
- 評価損益率は+2.2%上昇、累計損益率は2.4%
- コア投資B、レバレッジETFが上昇
- 個別では14銘柄中8銘柄が上昇、最大はSOXLの+12.1%、次いでQLDの+4.5%、最大の下落は0142FPの▼2.3%
含み損益週間差異
- コア投資A：グローバルREIT▼1.9%、世界割安成長株▼0.3%、米国株投信+0.2%
- コア投資B：GLD+0.0%（16.5%追加投資）、VTI+0.9%（1.6%追加投資）、J&J+2.5%（3.0%追加投資）、AT&T▼1.1%
- レバレッジETF：SOXL+12.1%、QLD+4.5%、TMF▼1.7%
- IPO銘柄：ドクシミティ（DOCS）+1.0%、ゾミトリ（XMTR）▼2.0%、CSディスコ（LAW）+0.6%
- 香港株：0142FP▼2.3%
今週の動き：
- シカゴ購買部協会景気指数（PMI） （予想43.2、前回41.5）
- ISM製造業景気指数 （46.8予想、前回46.0）
- ISM非製造業景気指数 （予想53.1、前回53.9）
- ADP雇用者数（前月比） （予想187千人、前回497千人）
- 失業率 （予想3.6%、前回3.6%）
- 非農業部門雇用者数（NFP、前月比） （予想191千人、前回209千人）
Be water, my friends.
