企業業績はこれまでのところ懸念されていたほど悪くはなく、先週は波乱もありませんでした。保有資産ではAT&Tが第一四半期決算を発表し、売上高とサブスクリプション登録者数で予想を下回ったことから10%も下落し、直近3月の安値$18を下抜けてしまいました。AT&TやJ&Jのような成熟したビジネスでも個別株はなにがあるかわからないところが難しいですね。
全体的には利下げペースの予想ギャップに対する調整局面での小幅な長期金利上昇と株価の下げ、というところでしょうか。
期間:2023年4月17日〜4月21日
概況:
- 10年国債利回りは+1.4%の小幅上昇で3.57
- 米株価三指数は共に小幅下落
- 香港ハンセン指数は▼1.8%の反落
- ニューヨーク連銀製造業景気指数 10.8(予想▼18.1、前回▼24.6)
- フィラデルフィア連銀景況指数 ▼31.3(予想▼19.4、前回▼23.2)
保有資産実績:
- 合計保有量は+0.6%増加、レバレッジETFに追加投資
- 評価額は▼0.7%減少、累計損益率は▼12.2%
- セグメントではコア投資A、米国IPO銘柄、香港株が増加、コア投資B、レバレッジETFは減少
- 個別では13銘柄中4銘柄が増加、最大はDOCSの+3.6%、最大の減少はAT&Tの▼6.1%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+1.2%、世界割安成長株+0.9%、米国株投信▼0.2%
- コア投資B:VTI▼0.4%、J&J▼1.9%、AT&T▼6.1%
- レバレッジETF:SOXL▼1.3%(2.9%追加)、QLD▼0.7%(2.1%追加)、TMF ▼0.7%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)+3.6%、ゾミトリ(XMTR)▼2.6%、CSディスコ(LAW)▼0.6%
- 香港株:0142FP+1.9%
今週の動き:
4月25日(火)コンファレンスボード消費者信頼感指数(予想103.8、前回104.2)
4月27日(木)実質GDP(前期比年率)(速報)(予想2.1%、前回2.6%)
4月28日(金)PCEコアデフレータ(前年比)(予想4.6%、前回4.4%)、PCEデフレータ(前年比)(前回5.0%)、シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(予想43.8、前回 43.2)、ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)(予想63.5、前回63.5)
Be water, my friends.