FRBの政策金利は予想どおりの25bp利上げ、上限金利5.0%と発表されました。先週の相場は上昇して終わったものの、主要三指数は週を通じて1%台と、比較的小幅な上昇となりました。年内利下げのカウントダウンに対する期待と金融不安というアンビバレントな状況をよく表しているのではないでしょうか。
次回5月のFOMCではもう利上げはないとみられていますが、それまでにまた米国や欧州で新たな金融不安の火種が発生しそうですね。長期投資なので一喜一憂しても意味がないのですが、なんだか気持ちの悪い状況がまだまだ続きそうです。
期間:2023年3月20日〜3月24日
概況:
- 10年国債利回りは▼0.4%の小幅ながら続落し3.38
- 米株価三指数は共に1%台の上昇、S&P500とナスダック総合指数は続伸
- 香港ハンセン指数は+2.0%で続伸
- FRB政策金利(上限金利) 5.0%(予想5.0%、前回4.75%)
保有資産実績:
- 合計保有量は+1.3%、コア投資BとレバレッジETFに追加投資
- 評価額は+0.5%増加、累計損益率は▼15.4%
- セグメントではコア投資B、レバレッジETF、米国IPO銘柄で増加
- 個別では13銘柄中7銘柄が増加、最大は千週に続きQLDの+3.4%、最大の減少はグローバルREITの▼7.8%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT▼7.8%、世界割安成長株▼2.9%、米国株投信+0.0%
- コア投資B:VTI+1.1%、J&J+0.2%、AT&T+1.7%
- レバレッジETF:SOXL+2.6%、QLD+3.4%、TMF ▼0.4%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)+2.6%、ゾミトリ(XMTR)▼1.1%、CSディスコ(LAW)▼0.4%
- 香港株:0142FP▼0.8%
今週の動き:
3月30日(木)実質GDP(前期比年率、確報)(予想2.7%、前回2.7%)
3月31日(金)PCEコアデフレータ(前年比)(予想4.7%、前回4.7%)、個人支出(前月比)(予想0.3%、前回1.8%)、シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(予想43.3、前回43.6)
ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)(予想63.4、前回63.4)
Be water, my friends.