政策金利の引き上げは予想どおりの25bp、パウエル議長の会見では「いくらかの追加的引き締めが必要」が削除されたものの「追加利上げは排除しない」、「いまのインフレ見通しで利下げは適切ではない」との言及がありました。市場は相変わらず7月以降の利下げを予想しておりgapが維持されています。FRBは今から「年内には利下げするよ」、とは言えないのでこのgapは当然といえば当然です。また、銀行破綻については問題視していない旨の発言もありました。
注目のAppleの決算は売上高、利益ともに予想を上回り、その後の市場は大きく反発しました。
今週はまたまた重要な物価統計の発表があります。明確にインフレが鎮静化していることが示されればいいですが。
期間:2023年5月1日〜5月5日
概況:
- 10年国債利回りは▼0.01bp下落、3.45
- 米株価三指数はナスダック総合が僅かにプラス
- 香港ハンセン指数は+0.8%の反発
- ISM製造業景気指数 47.1(予想46.7、前回46.3)
- ISM非製造業景気指数 51.9(予想、前回51.2)
- FRB政策金利(上限金利) 5.25(予想5.25%、前回5.0%)
- 失業率 3.4%(予想3.6%、前回3.5%)
- 非農業部門雇用者数(NFP)(前月比) 253千人(予想179千人、前回165千人)
保有資産実績:
- 合計保有量は+1.4%増加、コア投資Bに追加投資(ゴールドのETF、GLDに新規投資)
- 評価額は+0.5%増加、累計損益率は▼11.1%
- セグメントではコア投資A、レバレッジETF、香港株が増加、特に香港株は+10.6%
- 個別では14銘柄中7銘柄が増加、最大は香港株の0142FPの+10.6%、最大の減少はDOCSの▼4.1%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+4.0%、世界割安成長株+3.7%、米国株投信+0.7%
- コア投資B:GLD+0.7%(新規)、VTI▼0.8%、J&J▼0.6%、AT&T▼1.9%
- レバレッジETF:SOXL+0.9%、QLD+0.0%、TMF▼1.4%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼4.1%、ゾミトリ(XMTR)▼1.6%、CSディスコ(LAW)▼0.5%
- 香港株:0142FP+10.6%
今週の動き:
5月10日(水)消費者物価指数(CPI、前年比) (予想5.0%、前回5.0%)、消費者物価指数(CPI、食品・エネルギー除くコア、前年比) (予想5.3%、前回5.6%)
5月11日(木)生産者物価指数(PPI、前年比) (予想2.3%、前回2.7%)、生産者物価指数(PPI、食品・エネルギー除くコア、前年比) (予想3.2%、前回3.4%)
5月12日(金)ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)
Be water, my friends.