S&P500、ナスダック総合指数は三週連続の上昇となりました。新規雇用者数は予想を大きく上回り、これをポジティブとみるのか、引き続き人件費の上昇を招いてインフレーション鎮静化の足かせになるとみるか、判断は難しいところです。FRBからも9月の利上げは引き続き75bpの水準を支持する声も聞かれ、今の相場上昇は短期的なものであって大きなトレンドは引き続き下落とみるのが適切、というのが正しいように思われます。しかし、そうはいっても5月末の水準に戻ってきた指数チャートを眺めているとその間にあった買い時を逃した感がどうしても強いです。
ということで上がるとがっかりし、下がれ、下がれ、と思いながら毎日チャートをチェックしているのもなんだか不健全だなあ、という気がするこのごろです。
期間:2022年8月1日〜8月5日
概況:
- 10年国債利回りは+7.5%の大幅反発、2.84
- 米株価三指数はダウ工業平均がわずかに下げ、S&P500が小幅上昇、ナスダック総合は+2.2%の上昇
- 香港ハンセン指数は+0.2%小幅反発
- ISM製造業景気指数52.8(予想52.2、前回53.0)
- 非ISM製造業景気指数56.7(予想53.6、前回55.3)
- 製造業新規受注(前月比)2.0%(予想1.2%、前回1.8%)
- 失業率3.6%(予想3.5%、前回3.6%)
- 非農業部門雇用者数(NFP)(前月比)528.0千人(予想249.0千人、前回398.0千人)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価損益率は+0.7%の増加、累計損益率は▼8.0%
- レバレッジETFが最大+3.5%の上昇
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT▼2.9%、米国株投信+3.5%
- コア投資B:VTI+0.6%、J&J▼2.1%、AT&T▼1.5%
- レバレッジETF:SOXL+5.4%、QLD+3.0%、TMF▼1.2%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)▼7.7%、ゾミトリ(XMTR)+8.0%、CSディスコ(LAW)+5.8%
- 香港株:0142FP▼2.6%
今週の動き:
8月10日(水)消費者物価指数(CPI)
8月11日(木)生産者物価指数(PPI)