水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

香港の入境隔離3+4に短縮へ

 4月に入境後の隔離が一週間に短縮され、この度指定ホテル隔離3日と4日間の観察期間を経て行動制限が解除される3+4がアナウンスされました。8月12日から実施。

 李家超行政長官によるとこの3+4が現在、科学的根拠に基づいて経済社会活動維持と安全確保を両立させるための最良のバランスポイントだ、とのことです。施策に対する説明は透明性、納得性があり、実行も速いと思います。日本と比べて。

 SCMPのコメント欄を見ると、否定的な意見が多いです。これまで多くの内外の人材が香港を去り、今後、かつてのような旅行者の来訪も望めない、という悲観的な見方がマジョリティのようです。このような意見は必ずしも現政権の政策に対する批判ということではないと思いますが。

 個人的には隔離ゼロへの道筋が気になっています。3+4でも今の7+10と比べれば日本や近隣国への旅行に対するハードルは下がりますが、週末+有休1日または2日で気軽に旅行したいものです。

sc.mp

3+4のポイント

  • 旅行者は入境後、指定ホテルで3日間隔離後帰宅、4日間の観察期間を設ける
  • 4日間の観察期間中は*Leave Home Safeアプリが黄色表示となり、高リスク認定された場所への立ち入りを禁止される
  • 公共交通機関を利用し、職場へ出勤する、買い物をすることなどは可能(ただしRAT陰性が条件)
  • 3+4の隔離+観察期間を完了後、アプリの表示が青に変わる
  • データによると隔離3日目のPCR検査でほとんどの感染を確認でき、その後他者への感染リスクは1%以下
  • 既に現行ルールで7日間の指定ホテル予約をしている場合は予約変更の必要はなく、ホテルは差額を処理する(ただしこの処理は時間がかかる。何だそれ?)

※Leave Home Safeは香港で外出中の滞在場所記録とワクチン証明に使われている。外食する際などは必ず入場の記録とワクチン証明の確認が行われる。

 

Be water, my friend.