米経済が予想に反して好調を示すデータが発表され、パウエル議長の年内二回利上げを後押しする形になりました。年内は利下げがないことは市場も織り込み、FRBとのgapがなくなってきました。利上げ継続が予想され、景気後退懸念が弱まり、長期金利が上がって株価も上がるという状況が続いています。
今週は雇用統計の発表がありますが、平均時給とともにインフレ鎮静化を示す数値が出て株価上昇が続くとよいですね。
期間:2023年6月26日〜6月30日
概況:
- 10年国債利回りは+8bp上昇、3.82
- 米株価三指数はともに+2%台の上昇
- 香港ハンセン指数は+0.1%の小幅反発
- PCEデフレータ(前年比) 3.8%(予想3.8%、前回4.3%)
- PCEコアデフレータ(前年比) 4.6%(予想4.7%、前回4.7%)
- コンファレンスボード消費者信頼感指数 109.7(予想103.3、前回102.5)
- 実質GDP(前期比年率) 2.0%(予想1.3%、前回1.3%)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) 64.4(予想63.9、前回63.9)
- シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 41.5(予想44.1、前回40.4)
保有資産実績:
- 合計保有量は増減なし
- 評価損益率は+3.6%の上昇、累計損益率は▼1.9%
- 香港株以外のセグメントは上昇、最大はレバレッジETFの+8.0%
- 個別では14銘柄中12銘柄が上昇、最大はSOXLの+11.0%、TMFと0142FPが下落
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT+3.9%、世界割安成長株+3.0%、米国株投信+0.4%
- コア投資B:GLD+0.0%、VTI+2.5%、J&J+0.0%、AT&T+1.8%
- レバレッジETF:SOXL+11.0%、QLD+3.7%、TMF▼0.4%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)+3.0%、ゾミトリ(XMTR)+0.7%、CSディスコ(LAW)+0.7%
- 香港株:0142FP▼2.3%
今週の動き:
- ISM製造業景気指数 (予想47.1、前回46.9)
- ISM非製造業景気指数 (予想51.2、前回50.3)
- ADP雇用者数(前月比) (予想250千人、前回278千人)
- 失業率 (予想3.6%、前回3.9%)
- 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) (予想200千人、前回339千人)
Be water, my friends.