ダウ工業指数が8週連続で下落し、1923年以来のことだそうです。S＆P500、ナスダックも7週連続で下落、それぞれ5月の最終週でようやく反発しました。インフレーションの高止まりと政策金利の上昇ペース、企業業績の鈍化、などが相互に関連しながら株式相場は一服した様相です。いったん底抜けしたのは良いのですが、またしても買いを逃してしまいました。
まだ先は長いと見て、焦らずにいきましょう。
2021年末を基準として2025年に資金投入量1.5倍、評価額+40%を目標に月次の運用成績をレビューしていきます。
市場概況：
１）米経済指標
- ISM製造業景気指数 55.4（予想57.7、前回57.1）
- ISM非製造業景気指数 57.1（予想58.4、前回58.3）
- 失業率 3.6%（予想3.5%、前回3.6%）
- 非農業部門雇用者数 428千人（予想381千人、前回428千人）
- CPI前年比 8.3%（予想8.2%、前回8.5%）
- PPI前年比 8.8%（予想8.9%、前回9.6%）
- 小売売上高前月比 0.9%（予想1.0%、前回1.4%）
- 実質GDP成長率前期比年率 ▼1.5%（予想▼1.3%、前回▼1.4%）
- FRB政策金利 1.0%（予想1.0%、前回0.5%）
２）相場関連指標（前月末比較）
- 米長期金利：2.89から2.84に小幅下落
- 米国株式三指数：ダウ工業平均は8週連続、S＆P500とナスダック総合指数は7週連続で下落した後、最後の週で大幅に反発
- 香港ハンセン指数：+1.5%の上昇
- 米セクター別：Energyが最大の上昇、+12.5%、Utilities、Financialが+2.5%から+3.7%、Consumer defensive、Real estate、Consumer cyclicalが▼4%台の下落
保有資産概況：
１）年初来
保有量+2.9%増加、評価損益率▼14.6%下落
２）月次
- 保有量+3.3%、評価損益率▼0.3%減少
- コアB、レバレッジETFに追加投資
- コアA、IPO銘柄が評価損益率減少し、コアB、レバレッジETF、香株が増加、香港株は最大の+10.2%
コア投資A 累計損益率9.8% 前月比▼0.3%
- グローバルREIT 19.1% 前月比▼15.6%
- インデックスファンド 5.2% 前月比▼9.8%
コア投資B 累計損益率▼4.1% 前月比+1.3%
- VTI ▼9.8% 前月比+0.3% （+4.9%追加投資）
- J&J 8.9% 前月比▼0.6%
- AT&T ▼24.5% 前月比+8.6%
レバレッジETF 累計損益率▼31.2% 前月比+3.1%
- SOXL ▼31.0% 前月比+14.0%（+15.1%追加投資）
- QLD ▼29.2% 前月比▼1.1%（+8.7%追加投資）
- TMF ▼48.4% 前月比▼4.4%
米国IPO銘柄 累計損益率▼44.0% 前月比▼4.7%
- DOCS ▼46.5% 前月比▼7.5%
- XMTR ▼40.6% 前月比+2.1%
- LAW ▼45.2% 前月比▼12.8%
香港市場 累計損益率29.8% 前月比+10.2%
- 0142FP 29.8% 前月比+10.2%
Be water, my friend.
