2021年の6月から投資を始めたものにとっては今年1月からの下落基調の乱高下は初めての経験となります。ただ、指数の下落率がコロナショック以来、と言われたりしてますが、水準としては昨年の10月に戻ったレベルで、「あのときの価格でまた買えるのか」と妙に得に感じたりしています。まだここからどれだけ下がるかわからないので、買いを入れるには早い、という意見もよく聞かれます。長期的上昇を前提として早期投入で複利効果最大化と、精神的安定も重視して現金を常に残しながら投入する、という大きく二つの考え方があると、最近わかってきました。
それとは別に、私の場合は少し下がるとすぐに買いを入れてしまう傾向にあり、その後、「あんな価格で買ったのか」と思ってしまうことがよくあります。どういうアプローチをとるにせよ、自身の方針に基づいた行動であれば迷ったり後悔したりすることはない、ということだと思いました。
2021年末を規準として2025年に元金1.5倍で損益率+40%を目標としています。2022年を通して毎月、2021年末からの比較をレビューしていきます。
【1月市場概況】
1. 米経済指標
- 米失業率3.9%(予想4.1%)
- 米非農業部門雇用者数199千人(予想450千人)
- 米CPI前年比7%(予想7%)
- 米実質GDP成長率前期比年率6.9%(予想6.0%)
2. FMOCでわかったこと
- 2022年3月の利上げ確実
- 年4回を超える利上げも
- 1回に0.5%の利上げも否定せず
- 利上げ開始後QTも開始
3. 相場関連指標(比較は前月末基準)
- 米長期金利:1.78に上昇、前月末から+17.9%
- 米国株三指数:三指数すべて下落、ナスダック総合、S&P500、ダウ平均の順に△9%、△5%、△3%の水準で下落
- 香港ハンセン指数:香港は上昇、+1.7%
- セクター別ではエネルギーが+15.34%上昇したほかは全セクターでマイナス
- テクノロジーが最大の下落、△9.76%
【保有資産概況】
- 保有資産は1月も買い増しを入れているがコアAから一部の投信を売却したため合計保有量は+1.9%
- 保有量はコアAを△28%減らし、コアBを+26%、レバレッジETFを+58%それぞれ買い増し(コアAからの現金は今後の資金として手元においている)
- 累計損益率△0.9%、前月末から△6.7%の下落
- 香港株が+2.3%上昇したほか、全セグメントで下落、特にレバレッジETFが△23.4%の下げ
コア投資A 累計損益率11.0%、前月比△6.1%
コア投資B 累計損益率△1.1%、前月比△1.4%
- VTIが前月比△5.7%下落するも+50%買い増し、AT&T、VDEがそれぞれ+4%、+3%上昇
レバレッジETF 累計損益率△8.4%、前月比△23.4%
- SOXL前月比△51.7%下落、+88%買い増し
- QLD前月比△17.4%下落、+51%買い増し
- TMF前月比11.8%下落、+49%買い増し
米国IPO銘柄 累計損益率△30.3%、前月比△4.0%
- DOCS、XMTR、LAW、ともに累計で約△30%の含み損
- 特にDOCSが前月比△7%下落
香港株 累計損益率△6.3%、前月比+2.3%
- テンセントが依然として△26%の含み損
- 三銘柄ともに前月比で上昇
次月の見通しとアクション
- 利上げ局面を見極めながらVTI、SOXL、QLD、のETF三銘柄を買い増しする
- コアAから移動した資金を三から四分割で毎月の入金とともに投入する
Be water, my friend.