水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

米国株 いよいよ暴落か 秋風を読む

先週は米国株の三指標がともに下落しましたが、秋風をどう読んでいくのでしょうか。WSJの記事を確認しておきます。

【覚えておきたい用語】

bumpy ride: でこぼこ道を走る(Bon Joviが好きな人は"Born to be my baby"を参照してください)

pullback: 調整局面

euphoric investment sentiment: 浮かれた投資マインド

priced in: 価格に織り込んでいる

TINA: "There Is No Alternatvie"そうするしかあるまい

accomodative monetary policy: 金融緩和政策

choppy: 荒れ模様の

www.wsj.com

  • モルガンスタンレー、シティグループ、ドイツ銀行、バンクオブアメリカ(BOA)、を含む機関投資家のアナリストが今の米株式市場についての警鐘を鳴らした
  • S&P500が今年に入ってすでに54回最高値の終値をつけた(1995年以来の頻度)
  • BOAはS&P500指標の年末ターゲットを金曜日終値の4458.58から4.7%下落にあたる4250とし、2022年年末を4600とした
  • この警戒的な見方は多くの投資家に支配的だったTINAと相反する
  • TINAは"他にやりようがない" ー債権利回りがこのような低水準では株式に投資し続けるしかないーという考え
  • モルガンスタンレーは米国株の評価を下げ、欧州や日本株へのシフト、あるいは現金保有への選好を示した
  • モルガンスタンレーのストラテジストは次の12ヶ月は米国株や米国債権より現金のほうが勝つと予測している
  • ニューヨークライフインベストメント社は欧州やカナダにより多くの機会を予測し、投資を増やしている
  • 今のトレンドが続けば9月は今年に入ってから初めてS&P500が下落する月となる
  • もともと9月は米国株にとって鬼門の月だが今年は特に投資家の間に不安が募る
  • 火曜日に発表される消費者物価指数(CPI)、FRBのテーパリングに関する最新のアナウンス、金融引き締めなどに投資家はさらに敏感になるだろう
  • シティリサーチによると新たな懸念が浮上している−すなわちS&P500のロングポジションがショートの10倍あるのでS&P500が4435になれば、つまり金曜日の終値から1%にも満たない下落でロングのうち半分は含み損に転落する
  • ロングの解消によって微調整は増幅され、市場のさらなる下落につながるということだ

Be water, my friend.