三月が終わり、この金曜日から新しい決算期になりました。2022年3月期も無事に計画達成で終えることができました。新しい期は、ここ数ヶ月の間に発生した、深浅のロックダウンによる生産や物流の遅れ、香港自体の感染拡大、在宅勤務による顧客サイドの内部プロセス停滞など、まあまあなリスク要因を抱えて始まります。
いっとき5万人まで増加した核酸検査陽性による一日あたり新規感染者数は、そのご順調に減少し、今週は3000人を切りました。このまま落ち着いていってほしいものです。自宅で待機する人も相当数いると思われ、実際の感染者数がわからないのが不気味ですが、大陸のようにゼロに抑え込む方法はどう考えても合理的ではないので、香港のほうがコロナとうまく共生していくのでは、と思います。ただし状況が一変したり、政策がコロッと変わることも充分考えられるので、5月に予定している一時帰国には不安が伴います。ま、そのときはそのときですが。
この三月、四月は受注処理をする女性社員がマタニティ休暇に入っており、処理が滞る心配がありました。折しも先述のような状況によって顧客の発注がそもそも滞ってしまっているので、これも巡り合わせです。私の痛風発作が感染対策によってレストランやゴルフレンジの利用制限が始まった時期と重なったのと同じ、巡り合わせですね。
人間万事塞翁が馬。それは言い過ぎか。
Be water, my friend.
