水になるブログ

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米国株 AT&T またしても「待った」がかかる

今年5月以来下落を続け、反転の兆しが見えないAT&T。今週22日、23日とようやく反発の動きになったのもつかの間、昨日は再び△1.2%下落しました。

 今月のはじめに、5Gの速度改善のために新たに利用を予定していたミッドバンドの開始が12月から来年の1月にずれこんだという記事をご紹介しました。今回は連邦航空局(FAA)からの「待った」第二弾です。

www.wsj.com

  • AT&TとVerizonが連邦航空局(the Federal Aviation Administration)が航空機のセンサーに対する影響を見定める期間として6ヶ月の間5Gサービスを制限する
  • 全土で基地局(cell-tower)の発信する信号を弱めて空港などのエリアでは厳格な上限を設ける
  • より高速のサービスを顧客に提供するためC-bandのライセンスを購入したVerizonは$455億、AT&Tは$234億ドルで入札した
  • 両社は2021年12月にサービス開始の前提でこの投資をしたが、先月の時点で2022年1月に延期が決まり、今回さらに6月までの延期を見込むことになる
  • 巨額の投資に対する回収が6ヶ月遅れることになるが、もう一方のT-Mobileは2023年12月からの利用の権利を$90億で入札しており、ほとんど痛手を負っていない

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