水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

米国株 市場の強欲

 結論から言えば、市場の強欲だと思います。

先週発表された米国消費者物価は31年ぶりの水準となる上昇率で、インフレーションが高水準で継続し、利上げのタイミングが早まることが予想される中で株価上昇というお祭りがお開きになる気配は一向にありません。今の市場はテーパリングも、インフレーションも、利上げもすべてを飲み込む包容力が備わっているように見えてしまいます。いえ、そういうことではありませんね。きっと。ただし強欲によってこの調子は2月くらいまでは続くと思います。暴落を期待せずに、たんたんと買い増しをしていこうと思います。

 17日、S&P500とナスダック総合指数は最高値を更新しました。ただS&P500のheatマップをみてもGAFAM、テスラ、半導体といった時価総額構成の高い一部に偏っており、他は赤い銘柄が目立ちます。

www.wsj.com

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S&P500 heat map

 今週発表になった小売売上高(予想を上回る前年比+1.7%)やMacy'sとKohl'sの大手小売業が予想を上回る決算を発表するといったポジティブな"Consumers are taking wahtever is on the shelves at whatever prices they are listed at"

"今や消費者は棚にあるものならなんでも、どんな値段でも買っていくのだ"

 話題の銘柄としてはNvidiaが過去最高の決算を叩き出し、直後に株価は12%暴騰、Rivianは16日の最高値から一気に30%近くも下落。

 

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