モルガン・スタンレーが10%から20%の株式市場暴落を予想していることから資産防衛手段としてディフェンシブな高配当株を推薦しています。
この記事に対するコメントも大方は冷ややかで、この一年の暴騰から考えれば10%や20%暴落したからといってなんだというのか、という見方をされています。
それはともかく、景気動向に左右されにくいディフェンシブ・セクターの存在について知っておくのは損はないかと思います。(ディフェンシブの反対は景気敏感株で、英語ではeconomically sensitive、cyclicalとあらわされます。)
この記事ではhealthcare(ヘルスケア)、consumer staples(生活必需品)、financials(金融)の三つのディフェンシブ・セクターから一つずつ銘柄を推薦しています。ジョンソン&ジョンソン(JNJ)、ペプシコ(PEP)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)です。
ここでは特に私も保有しているジョンソン&ジョンソンについて取り上げてみます。
- 医療機器と消費者向けの医薬品、生活必需品で誰もが知るブランド(a household name)
- Band-Aid、Tylenol、Neutrogena、Listerine、Clean & Clearなどの商品
- Janssen Pahrmaceuticaによる免疫治療、がん治療の先進的医薬品の分野
- 第二四半期の決算も好調で、第三四半期の配当を6ヶ月前の$1.01から$1.06に引き上げた
Tylenolは日本では販売が許可されていないのだと思いますが、風邪を引いたときに服用して眠ると大量の発汗とともに朝には治り、魔法の薬と思いました。
中国時代にこれがあれば(風邪で)病院に行く必要がない、日本人の間でと言い合っていたものですが、だから日本では認可されないんですかね。
Be water, my friend.