水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

米国株 J&J 配当の魅力

 うまくいきませんね。昨日、米国10年国債金利は+2.1%ポイント上昇しながら米国三指標はそろって反発。

 この一週間で△3.8%も下げたジョンソン&ジョンソンも昨日は+0.4%反発しました。これはよいのですが、ETFのSOXL、QLD、VTI、ともに上昇。うーん。落ち着いて買い場を待ちましょう。買う予定がない香港市場株だけが下がっています。

 Zacks Equity Reserchからジョンソン&ジョンソンの配当の魅力について紹介します。

 そもそも株式の配当は企業が収益の一部を株主に還元するもので、投資家は時価に対する配当額の割合を利回りとして評価基準にしている。多くの研究で長期投資において配当は大きなウエイトを占めることが明らかにされており、多くの場合その割合は合計リターンの1/3を越えている。

 このような前提の元に、株式の配当について、ジョンソン&ジョンソン社の配当がどのように魅力があるか、確認していきましょう。

【覚えておきたい用語】

  • ETF: Exchange Trade Fundsの略、上場投資信託とも呼ばれ指数と連動するところは投資信託と同様だが上場しているため個別株と同じように値動きがあり、売買ができる
  • income investor: インカム(配当などの資産を保有中に得る収益)ねらいの投資家
  • divident: 配当
  • divident yeild: 配当利回り
  • payout ratio: 配当性向(配当額/当期利益)

finance.yahoo.com

  • ジョンソン&ジョンソンは医薬品セクターに属し、今年の株価は+4.71%の上昇
  • 同社は現在のところ一株につき$1.06の配当を四半期ごとに付与しており、年利回りは2.57%
  • ちなみに大手薬品企業の配当利回りは2.49%、S&P500企業の平均は1.42%
  • 現在の年配当額$4.24は昨年から+6.5%増えている
  • 過去5年度にわたり、年平均6.08%の割合で配当額を増やしている
  • 将来配当がどのくらい増えるかは一株あたり利益(EPS)がどのくらい増えるかと、配当性向によって決まる
  • 同社の配当性向は現在46%なので、12ヶ月分のEPSの46%が年配当額になる
  • 同社は今期も増益の見込みで、Zackのコンセンサスでは一株あたり利益$9.65となり、年成長率は20.17%
  • 配当が投資家に好まれる理由としては、投資収益に対する貢献のほか、ポートフォリオに対するリスク軽減効果もある
  • ただすべての企業が配当を実施しているわけではなく任意である
  • ハイ・グロースの企業やテックのスタートアップ企業が配当を出すことはまずない
  • 大手の伝統的企業が配当をねらう場合の対象となりやすい
  • 注意するべきこととして、金利上昇トレンドにあっては高配当株は弱くなりやすい

Be water, my friend.