日経平均が31年ぶりの高値(3万670円)をつける一方、米国三指標は昨日も下落。私としてはETFの買いどきを待っていますが、なかなか思ったようには下がりません。GLD、SOXL、QLD、VTIなどをねらっているのですがQLD(ゴールド)とSOXL(半導体)はわずかですが逆に上昇しています。(ゴールドはしかたがないですね。)
さて中国経済の停滞、中国市場、米国市場への影響についてのこの記事から主に中国経済について抜き出してみます。
- 製造業、小売り部門で成長の鈍化が8月も続き、売上の伸びは一年前の低水準、サプライチェーンの混乱が経済の足を引っ張る
- 小売業の売上成長は昨年8月以来の鈍化、工業生産は7月から弱含み
- INGのエコノミストは、10月に中央銀行の預金準備率(reserve requirement ratio)5%ポイント切り下げを予想する
- 中小企業に対してはさらなる追加支援策が必要だ
- 不動産デベロッパー恒大集団の株価は水曜日で三日連続の下落、2014年1月以来の水準まで下がった
- フィッチは、恒大がもしデフォルトなら銀行業界に対する影響は処理可能な範囲だが、多くの産業部門が高まる信用危機に直面するだろう
- 中国政府による締め付けは世界最大規模の賭場を誇るマカオにもおよび、影響で香港のハンセン指数は1.4%下落した
- 一方で8月の米国CPIはこの6ヶ月でもっとも低い上昇率だったためさらなるインフレに対する懸念が弱まった
- このことはFRBのテーパリング圧力を削ぎ、長期金利も8月24日以来の低水準である1.263%に下落した
下げを待つときも欲との戦いです。
Be water, my friend.