"pain in the neck"は面倒なこと、厄介なこと、困った問題などを意味しますが、私のpain in the neckがこれです。中国政府の規制、締め付けをうけてこの半年間で36%下げています。
ところが、うっかり見過ごしていたのですが先週8月5日の発表で、ゴールドマンサックスが"conviction list"（強い買い推奨リスト）にテンセントを採用したとありました。
この5日間で同社の株価は9.8%上昇しており、不思議だと思っていたのですが、そういうことだったのですね。いずれにせよまだ保有する予定でいましたので、少し安心しました。 （とはいえ、まだまだテンセントの困難は続くと思いますが。）
来週8月18日には同社の決算発表がありますので楽しみにしています。
この記事でゴールドマンサックスの見解を確認しましよう。
- 今年2月の市場最高値から42%下落、中国政府のゲーム業界を含む企業への締め付けの影響
- しかし今回の締め付けはゲーム業界にとっては2018年にも経験した、「いつか来た道」
- テンセントの株価は2018年の安値から3倍以上に上昇した
- テンセントはすでに反トラストの罰金を支払い済で、未成年者が同社のゲームサービスに支払う金額の上限設定を実行した
- ゴールドマンサックスの見解ではテンセントは2021年に入ってから168件の投資を実行、2020年の倍、2019年の三倍の水準
- ゴールドマンサックスは今の水準から73%上昇すると見積もっている
