「8月は夏枯れ」と言われていますが、この記事では"thin summer trading"と言い表されています。
Stocks have ground higher in thin summer trading in recent sessions, bolstered by a rapid pace of earnings growth at the biggest American companies, even as the spread of the Delta variant threat-ens to sap some speed from the eco-nomic recovery.
デルタ株の感染が経済回復を脅かす一方で、米国の大企業群の増益加速によって夏枯れの今の時 期に株式市場がこつこつと上昇している。
以下事実を中心に確認しておきます。
- DJIもS&P500もじりじりと最高値を四日連続で更新していく、こんな光景は2017年10月以来
- ウォルトディズニー、タイソンフードなどが今週、大幅増益を報告
- S&P500企業のうちおよその86%は今四半期報告でアナリストの予想を上回った
- 木曜日のNY市場の売買は34億ドルで、今年一日平均の取引量47億ドルを大幅に下回った
- ワクチン市場では変動性が強まり、モデルナが0.4%下げた一方でファイザーが2.6%上昇
- 10年国債の利回りは1.297%に下がった
- 背景として、デルタ株による経済への悪影響懸念から投資家が債権を検討しており、また最新の報告では消費者の意欲低下が明らかになった