米消費者物価指数は予想を上回る9%超え、あっと肝を冷やしました。一方で小売売上高は数字の上では消費の底固さを示し、金曜日に向けて相場は反発して終わりました。ただし小売売上高は物価上昇分を除去していないので、数量ベースではどうなっているか気になるところです。7月のFOMCで1%の利上げ予想が大勢を占めるようになり、利上げペースは織り込みされているとしても今週から本格的に始まる各社の決算の内容が足元の相場をさらに冷え込ませるかどうか、注目していきます。
期間:2022年7月11日〜7月15日
概況:
- 10年国債利回りは再び2%台に下落し、2.93
- 米株価三指数は▼0.2%から▼1.6%の下落
- 香港ハンセン指数は▼6.6%の暴落
- 消費者物価指数(CPI)(前年比)9.1%(予想8.8%、前回8.6%)
- 生産者物価指数(PPI)(前年比)11.3%(予想10.7%、前回10.9%)
- 小売売上高(前月比)1.0%(予想0.9%、前回▼0.1)
- ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)51.1(予想49.0、前回50.0)
保有資産実績:
- 合計保有量は+2.3%増加、VTI、SOXL、QLDに追加投資
- 評価損益率は▼0.3%減少、累計損益率は▼14.4%
- レバレッジETFと香港株が上昇、最大下落はIPO銘柄の▼1.9%
含み損益週間差異
- コア投資A:グローバルREIT▼0.8%、米国株投信▼2.8%
- コア投資B:VTI+▼0.2%(+5.5%追加)、J&J▼0.0%、AT&T▼0.8%
- レバレッジETF:SOXL+5.6%、QLD▼0.2%、TMF+4.6%
- IPO銘柄:ドクシミティ(DOCS)+1.3%、ゾミトリ(XMTR)▼3.1%、CSディスコ(LAW)▼7.6%
- 香港株:0142FP+1.5%
今週の動き:
7月21日(木)フィラデルフィア連銀景況指数(予想1.7、前回▼3.3)