水になるブログ

米国株を中心とした投資、料理、ゴルフの話題をお伝えします。

米国株 2023年4月の運用成績

 業績悪化が懸念されていた企業決算の発表が始まりました。S&P500企業の53%がすでに発表を終え、そのうち79%がEPSで予想を上回っており、株式市場に大きな波乱を与えることはありませんでした。一方で依然として底固い雇用、sticky(しつこい)な物価、じわりと悪化する景況感などすっきりしない空模様が続きます。5月はsell in Mayのアノマリーがあり、市場からは利上げの打ち止めが予想されていますがどういう方向感になるでしょうか。(私はさっぱりわかりません)

 保有資産評価額は+0.1%の微増。コアの銘柄が好調だった一方で後半には持ち直したものの月間を通じて大きく下落したSOXLに引っ張られた形です。 

 2021年末を基準として2025年末に資金投入量1.5倍、評価額+40%を目標に月次の運用成績をレビューしていきます。

 市場概況:

1)米経済指標

  • ISM製造業景気指数 46.3(予想47.6、前回47.7)
  • ISM非製造業景気指数 51.2(予想54.5、前回55.1) 
  • ADP雇用者数(前月比) 145千人(予想215千人、前回261千人) 
  • 失業率 3.5%(予想3.6%、前回3.6%)
  • 非農業部門雇用者数(NFP、前月比) 236千人(予想239千人、前回326千人)
  • 消費者物価指数(CPI、前年比) 5.0%(予想5.2%、前回6.0%)
  • 消費者物価指数(コアCPI、前年比) 5.6%(予想5.6%、前回5.5%)
  • 生産者物価指数(PPI、前年比) 2.7%(予想3.1%、前回4.9%)
  • 生産者物価指数(コアPPI、前年比) 3.4%(予想4.1%、前回4.8%)
  • 小売売上高(前月比) ▼1.0%(予想▼0.5%、前回▼0.2%)
  • 生産者物価指数(PPI、前年比) 4.6%(予想5.4%、前回5.7%)
  • コンファレンスボード消費者信頼感指数 101.3(予想104.4、前回104.0)
  • ニューヨーク連銀製造業景気指数 10.8(予想▼18.1、前回▼24.6)
  • フィラデルフィア連銀景況指数 ▼31.3(予想▼19.6、前回▼23.2)
  • PCEデフレータ(前年比) 4.2%(予想4.1%、前回5.0%)
  • PCEコアデフレータ(前年比) 4.6%(予想4.5%、前回4.6%)
  • ミシガン大学消費者信頼感指数(確報) 63.5(予想63.5、前回63.5)

2)相場関連指標(前月末比較)

  • 米長期金利:▼1.1%下落し、3.45
  • 米国株式三指数:ナスダック総合がほぼ横ばいだが三指数とも続伸
  • 香港ハンセン指数:▼2.5%下落

f:id:junyan_1989:20230502125156j:image

保有資産概況:

1)21年末基準

  • 保有量+40.5%増加、評価額▼18.9%減少

2)年初来

  • 保有量+4.7%増加、評価額+8.4%増加

3)月次

  • 保有量+1.9%増加、評価額+0.1%増加
  • コア投資BとレバレッジETFに追加投資
  • セグメントではレバレッジETFが▼3.5%減少したほかは増加、香港株が+3.8%の大幅反発
  • 個別は13銘柄中8銘柄で増加、最大の増加はDOCSの+6.7%、最大の減少はSOXLの▼13.6%

コア投資A 累計損益率8.0% 前月比+1.7%

  • グローバルREIT 13.5% 前月比+2.5%
  • 世界割安成長株 13.4% 前月比+0.7%
  • 米国株投信 +2.4% 前月比+1.7%

コア投資B 累計損益率▼5.3% 前月比+1.2%

  • VTI ▼3.6% 前月比+1.0%
  • J&J ▼0.5% 前月比+5.4%(追加投資+12.0%)
  • AT&T ▼37.3% 前月比▼5.6%

レバレッジETF 累計損益率▼28.2% 前月比▼3.5%

  • SOXL ▼46.8% 前月比▼13.6%(追加投資+2.9%)
  • QLD ▼16.7% 前月比+0.7%(追加投資+2.1%)
  • TMF ▼65.5% 前月比▼0.1%

米国IPO銘柄 累計損益率▼63.1% 前月比+2.1%

  • DOCS ▼43.8% 前月比+6.7%
  • XMTR ▼75.7% 前月比▼1.9%
  • LAW ▼87.1% 前月比▼1.7%

香港株 累計損益率▼1.1% 前月比+3.8%

  • 0142FP ▼1.1% 前月比+3.8%

Be water, my friend.